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掲載日:2025年3月26日

令和7年2月定例会 代表質問 質疑質問・答弁全文(田村琢実議員)

県内経済の活性化について-全国都市緑化フェアの開催誘致について-

Q 田村琢実 議員(自民)

本年5月、本県において第75回全国植樹祭の開催となります。全国植樹祭は、天皇皇后両陛下が御臨席され、森林保護や環境保全の意識を高め、持続可能な社会の実現を目指すことを目的としたイベントであり、県民一丸となって成功することを期待しております。
さて、緑に対する意識醸成は、全国植樹祭後もグリーン社会の実現に向けて高めていく必要があります。森林の整備・保全、身近な緑の保全・創出、緑の県民運動の展開を強く推進することのほかに、ヒートアイランド現象の緩和や大気浄化など、都市部における環境の改善も喫緊の課題であります。
そこで、都市緑化の祭典である全国都市緑化フェアを本県で開催するために誘致活動を展開することを提案いたします。本県では、昭和62年に県営大宮第二公園をメイン会場としたグリーンハーモニーさいたま87を開催し、206万人の参加者を得、広く県民が緑に触れる絶好の機会となりました。知事の御所見をお伺いいたします。

A 大野元裕 知事

全国都市緑化フェアは、都市緑化意識の高揚、都市緑化に関する知識の普及等を図ることにより、緑豊かな潤いのある都市づくりへの寄与を目的とした花と緑に関するイベントであります。
近年では、政令指定都市の単独開催や県と市町の共同開催が多く、節目の周年事業や都市公園のリニューアルなど注目度が高まる機会に開催されております。
令和5年度は仙台市で「杜の都の環境をつくる条例」の制定50周年、令和6年度は川崎市で市制施行100周年に併せて行われました。
フェアの開催には、10億円から20億円といった多額の経費を要することから、一過性のイベントに終わらせることなく、投資効果を持続させるためにも、時宜を捉えた効果的な開催のタイミングや市町村における機運の高まりが重要と考えます。
これを踏まえ、県では、令和5年度に市町村の開催の意向を照会をいたしましたが、希望はございませんでした。
御案内のとおり、本県では全国植樹祭が5月25日に式典会場となる秩父市、小鹿野町のほか、サテライト会場として所沢市、深谷市、久喜市で開催されます。
また、令和9年に横浜市で開催される2027年国際園芸博覧会には、本県の出展を予定しており、さいたま市と川口市も出展を検討していると聞いております。これらのイベントをきっかけに、市町村や県民の緑化に対する機運醸成に努めるとともに、改めて市町村の全国都市緑化フェアの開催意向を確認をさせていただき、本県における開催の誘致につき、検討したいと思っております。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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