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掲載日:2024年12月20日

令和6年12月定例会 「環境農林委員長報告」

副委員長 権守 幸男

環境農林委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議案3件であります。
以下、これらの議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
まず、環境部関係では、第155号議案について、「環境部における補正は給料と共済費の増額だが、職員手当等の増額はないのか」との質疑に対し、「今回の給与改定では、期末・勤勉手当についても増額が見込まれるが、環境部では、自然災害や水質事故等への危機管理対応分を一定程度想定して、当初予算で時間外勤務手当等を計上しており、それらの執行残が見込まれることから、職員手当等は既定予算内で対応可能と考えている」との答弁がありました。
次に、農林部関係では、第121号議案について、「森林管理道整備事業の繰越明許費の設定理由として、入札不調による遅れがあるとのことだが、今後、入札不調をどのようになくしていくのか」との質疑に対し、「12月から3月の繁忙期を避け、4月から6月の閑散期に稼働できるように発注する、一者落札でも可とする条件で発注する、小規模工事の場合はほかの同様な工種のある工事とまとめる、委託内容や現場状況を反映した設計で発注するなどの対策を行い、事業者が受注しやすい発注を心掛けていく」との答弁がありました。
このほか、第142号議案についても活発な論議がなされました。
以上のような審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案3件について採決いたしましたところ、いずれも総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、所管事務の調査として、「高温障害とカメムシ被害について」質問が行われました。
その中で、「12月半ばとなり、稲作については、ほぼ収穫が終わったところであるが、被害の全容の把握等はできているのか」との質問に対し、「11月末時点のイネカメムシによる水稲の被害状況について、県内JAに聞き取り調査を実施したところ、各JAが把握している主要な水稲の作付面積約23,600ヘクタールのうち、被害の大小にかかわらず、約46%で不稔、着色粒の被害が見込まれるとの結果であった」との答弁がありました。
なお、当面する行政課題として、環境部から「大気環境の保全について」、農林部から「次世代施設園芸埼玉拠点における今後の実証について」の報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。

 

  • 注意:氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。

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