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掲載日:2024年12月20日
少子・高齢福祉社会対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「少子・高齢社会、地域医療、障害者並びにシニアを含めた人材活用に関する総合的対策」でありますが、今回は、「子育て支援について」及び「児童虐待防止対策について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「こどもの意見聴取について、県条例が制定され位置付けられたことで更なる取組が必要であると考えるが、どう取り組んでいくのか。また、広く聴取した意見を県の施策に反映する際はこどもに軸足を置くべきだが、どのような仕組みで行っていくか」との質問に対し、「WEBアンケートでは多くのこどもの意見を聞くことができる一方、こどもと直接相対すると意見をより深堀りできることが分かった。今後、こうした特徴を踏まえ、こどもたちと対話する機会をより多く設けるなど、取組の充実を図りたい。また、意見の反映については、当事者であるこどもの目線を重視して受け止め、様々な施策に反映したい。こどもの意見聴取は今年度から本格的に始まったため、現在、仕組みを新たに作っている。引き続き、県の施策を検討する過程で、こどもの意見を反映する仕組みについて検討を進めていきたい」との答弁がありました。
次に、「こども食堂やフードパントリーは、虐待を疑われる児童の発見等の機能があると考えるが、主催者と児童虐待防止に係る情報共有や意見交換を行わないのか」との質問に対し、「こども食堂やフードパントリーは、こどもの見守りとしての機能が期待できるので、地域における情報共有や意見交換をはじめとする連携はとても有益である。引き続き、こども食堂やフードパントリーの主催者も含め、地域の関係機関と連携協力し、児童虐待の防止、早期発見、早期対応に努めていく」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、本委員会に付託されております案件につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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