令和6年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文（阿左美健司議員）

第75回全国植樹祭について-全国植樹祭の会場となった秩父市の施設の返還について-

Q　阿左美健司　議員（自民）

実行委員会では1月に開催された第4回総会において基本計画を策定しています。現在、埼玉県、秩父市、小鹿野町などの間で開催に向けて準備を進めているところですが、その中で秩父ミューズパークのうち秩父市の施設であるテニスコートや駐車場、旧ゴルフコースなどを秩父市から借り受け、天皇皇后両陛下をお迎えするお野立所など式典会場や植樹会場として利用、整備することとされています。
全国植樹祭の開催後、これらの施設をどのような配慮をもって秩父市へ返還することを考えているのでしょうか、知事に伺います。

A　大野元裕　知事

埼玉県、秩父市及び小鹿野町は、全国植樹祭の開催準備及び実施等における役割分担に関して協定書を締結しております。
この協定書において、天皇皇后両陛下のお手植え・お手播きや、アトラクションを執り行う式典会場と、県内外から来場される招待者の皆様に記念植樹を行っていただく植樹会場の整備は、県の役割となっております。
式典会場には、秩父ミューズパーク内のテニスコートを使用いたします。
大会終了後は、お野立所については部材の再利用のため解体をし、撤去したテニス用のポールなどを再度設置するなど、原則として現状復帰いたします。
その際、全国植樹祭の式典会場であったことが施設を利用する方々に分かるように、記念碑を設置するなどの整備を予定しております。
また、植樹会場には、テニスコートに隣接する旧ゴルフコースを使用します。
大会終了後は、記念植樹の様子を解説したパネルや大会で用いた木製ベンチを配置するなど、県民の皆様が森林散策などを楽しめるよう整備することを予定しています。
整備に当たりましては、施設管理者の御意見も伺いながら、全国植樹祭開催の思い出に触れることができる場となるようにしたいと考えております。

 

• 上記質問・答弁は速報版です。
• 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
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