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掲載日:2024年7月12日
Q 阿左美健司 議員(自民)
先月5月26日に岡山県において第74回全国植樹祭が開催されました。大野知事には次期開催県の代表として出席され、大会のシンボルである木製地球儀を受け取っていただきました。そして、6月15日には越谷市のイオンレイクタウンにおいて、全国植樹祭1年前記念イベントで大野知事から福田越谷市長に木製地球儀が手渡され、県内各市町村を巡る巡回展示が始まりました。いよいよ埼玉県で全国植樹祭が開催されるまで、あと1年となりました。
全国植樹祭は、国民スポーツ大会と並んで天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぐ四大行幸啓の一つで、国民にとって大変重要な式典です。そして、式典会場の秩父ミューズパークがある秩父の地は、スポーツの宮様として広く国民に親しまれ、昭和天皇の弟宮、秩父宮雍人親王殿下の直宮である秩父宮家の宮号の元となった地であります。
このように皇室との関わりのある秩父で開催される第75回全国植樹祭は、絶対に成功させなければなりません。そのためには、全国から招待者の皆様を万全の体制でお迎えすることはもちろん、埼玉県全体で開催に向けて機運を盛り上げていくことが重要であると考えます。式典会場である秩父ミューズパークが位置する秩父地域では、イベントなどで植樹祭がPRされる機会が増え、少しずつ盛り上がりを見せてまいりましたが、県全体を見るとまだ十分とは言えないのではないでしょうか。
また、全国植樹祭は、豊かな国土の基盤である森林・緑に対する国民的理解を深めるために開催されています。記念式典など当日の大会の成功はもちろんのことではありますが、大会の終了後、今後、埼玉県で開催されるであろう全国育樹祭までの間においても、県民が森林や緑に関心を持ち続けるための取組を続けていくことが重要と考えております。健全な森林があって初めて蛇口から水が出るのです。
そこで、第75回全国植樹祭埼玉県実行委員会の会長である知事に伺います。
今後、全国植樹祭の開催を県全体で盛り上げていくための取組、そして県民が森林や緑に関心を持ち続けるための取組をどのように考えているのでしょうか、お聞きします。
A 大野元裕 知事
これまで、機運醸成のための取組として、保育所、幼稚園などのこどもたちに苗木を育ててもらう苗木のスクールステイを、延べ203団体に参加いただき、実施してまいりました。
また、県内各地で開催されるイベントに合わせ、「どこでも植樹祭」と銘打ち、ブース展示やグッズの配布などのPRを、97イベントで実施してまいりました。
去る6月15日には、越谷市のイオンレイクタウンで1年前記念イベントを実施し、先ほど議員御指摘のとおり、大会テーマソングの発表や大会のシンボルである木製地球儀の巡回展示出発式を行いました。
木製地球儀は、県内全ての市町村で巡回展示を行い、その模様を、ホームページやSNSにより広く情報発信を行い、県全体で盛り上げてまいります。
今後は、開催の200日前、100日前の節目の時期におけるカウントダウンイベントなどを実施していく予定です。今後も継続するどこでも植樹祭などを含め、様々な展示やブースの出展を行い、機運醸成に取り組みます。
また、企業・団体のイベントにおいて全国植樹祭を周知いただける際には、のぼり旗や横断幕などを提供する「応援事業」として位置付け、企業・団体にも積極的なPRに取り組んでいただきます。
次に、県民が森林やみどりに関心を持ち続けるための取組に関しては、植樹祭開催を盛り上げるための取組に加え、大会後も、未来を担うこどもたち、県内の企業・団体・ボランティア、川でつながる山村と都市の市町村が、森林を守り育てる活動に関わるよう、より一層機運醸成を図ってまいりたいと考えており、今後、全国植樹祭埼玉県実行委員会の皆様にも協力いただきながら、取組を検討し、実施してまいります。
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