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掲載日:2025年3月27日
Q 須賀昭夫 議員(自民)
次に、個人所有の文化財についてお話をさせていただきます。
文化財を守り伝える意義については、先ほど教育長から頂いた御説明のとおりかなとは思います。
その一方で、所有者の高齢化もあり、子の代、孫の代、更にその先にわたっても、貴重な文化財が消滅することなく保たれていくか、大変危惧しているところであります。最近耳にするコスパなどと言われるようなもので文化財の価値をはかるようなことは、決してあってはならないと私は思っています。
これからの担い手である若い方々や文化財の所有者にも、そのすばらしさや価値を理解してもらい、保存・活用を図っていただきたいと考えます。貴重な文化財を未来に伝えていくために、県としてどのように取り組んでいくのか、教育長のお考えを伺います。
A 日吉亨 教育長
文化財は、世代を超えて引き継がれていくものであり、その価値をしっかりと若い世代、次の所有者へ伝えていくことが重要です。
一方、近年では、若い人が文化財を地域の歴史文化として、身近なものと感じるには、触れ合う機会が少ない状況にあると考えております。
そこで、県立の博物館では、若者に人気のオンラインゲームとコラボした刀剣の展示を行うなど、若い世代を引きつける切り口での取組を行っております。
また、県指定文化財の所有者の方に対して、指定する際や、県の博物館で展示させていただく際に、各専門分野の学芸員から、所有されている文化財の重要性について、丁寧にお伝えしております。
引き続き、これからの担い手である若い世代や文化財の所有者に、文化財の価値や魅力が伝わるよう取組を進めてまいります。
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