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掲載日:2025年3月27日
Q 須賀昭夫 議員(自民)
私の地元川越市は、年間700万人以上の観光客が訪れる県内有数の観光地です。観光客の主な目的は、蔵造りの町並みや川越氷川祭、つまり川越まつりなどが中心で、これらの多くは文化財として指定されており、昨今、これらの文化財は観光資源として非常に注目され、実際に多くの観光客を呼び込む大きな力になっています。
その結果として、観光客は、国内外問わず様々な地域から川越を訪れ、古い町並みの中を着物で歩いたり、人力車に乗って散策したりして楽しんでいただいております。
その一方で、文化財は埼玉県民の宝であり、その保存・活用には、所有者をはじめ多くの方々の協力が必要不可欠です。そのために、まずは文化財の大切さを多くの県民に知ってもらうことが重要と考えますが、文化財を守り伝える意義について、教育長の御見解を伺います。
A 日吉亨 教育長
文化財は、地域の風土と人々の生活との関わりの中で生まれ、守り伝えられてきた、かけがえのない財産でございます。
例えば、江戸時代初期に始まった川越まつりは、現在も、古くから伝わる山車を修理しながら大切に使い、町会ごとに大人から子供まで集まってお囃子を日夜練習するなど、地域の皆様によって守り伝えられております。
地域の皆様にとっては、その準備も含め、日々の暮らしの中での生きがいにもなり、絆を深めることにも繋がっているものと認識しております。
このように、県内各地の有形、無形の文化財を守り伝えていくことは、地域の歴史文化を理解し、郷土への愛着を育み、県民が将来にわたって豊かな生活を続けていく上で、大きな意義があると考えております。
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