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掲載日:2024年7月12日
Q 松本義明 議員(自民)
大野知事は、あと数マイル・プロジェクトにおける多摩都市モノレールの延伸について、初当選時から公約としております。
多摩都市モノレールは現在、東京都多摩市の多摩センター駅から本県に隣接する東大和市の上北台駅までを結んでおります。さらに、東京都では2030年代までに現在の終着駅である上北台駅から私の地元入間市の隣町、瑞穂町にありますJR八高線の箱根ケ崎駅までの整備を進めるとしております。正に県内まであと数マイル、いや、あと数メートルというような状況にあります。
多摩都市モノレールが延伸されれば、埼玉県の西部地区から東京都多摩地区へのアクセスが向上し、都心へのアクセスへの選択肢が増えることから利便性向上をするとともに、地域の魅力や路線価値も向上することが期待されます。そこで、まず東京都が進めている上北台駅から箱根ケ崎駅までの延伸の現状を踏まえ、埼玉県として進めていくあと数マイル・プロジェクトにおける多摩都市モノレールの県内への延伸について、これまでの取組について知事にお伺いいたします。
A 大野元裕 知事
箱根ケ崎への延伸につきましては、東京都により、令和5年12月に都市計画案等に関する住民説明会が開催をされ、現在は、都市計画決定に向けた手続が進められていると承知しております。
東京都は、今後3年程度で、都市計画事業を認可し、2030年代半ばの開業を目指していると伺っております。
県内への延伸については、国の交通政策審議会の答申に位置付けがなく、令和2年度に県が開催をした「公共交通の利便性向上検討会議」においては、延伸ルートの絞り込みや地元自治体の気運醸成などが課題として挙げられております。
このため、県では、これまで、現地の状況から考えられる複数のルートについて、駅の位置や、あるいは移設が難しい建物の回避方法、延伸効果などに関する調査を実施しております。
また、毎年度、調査結果を地元の自治体に情報提供するとともに、県主催により交通政策の専門家を講師とし、延伸事例などを学ぶ研修会を開催しているところでございます。
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