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掲載日:2024年7月4日
Q 宮崎吾一 議員(自民)
鴻沼川の与野中央公園南側の調節池整備については、令和元年9月定例会でも取り上げております。
その際は、公園計画に関するさいたま市の検討結果と整合を図りながら、早期に工事に着手できるよう取り組むとの答弁をいただきました。
地域住民は、公園や調節池整備のために、20年近く前から立ち退きに協力をしていて、今か今かと、その完成を待っております。
折しも国土強靱化計画が進められており、災害対策の調節池整備には追い風が吹いている状況です。
そこで、早期の工事着手に向けたその後のさいたま市との調整状況と今後の見通しについて、県土整備部長に伺います。
A 北田健夫 県土整備部長
御質問の調節池は、鴻沼川の中流部に位置し、市が拡張を計画している公園整備に伴う開発調整池と鴻沼川の洪水調節池の機能を併せ持った容量4万5,000立方メートルの一体型調節池でございます。
まず、さいたま市との調整状況についてですが、平成29年9月の基本合意書に基づき、協議を重ねた結果、令和3年3月に費用負担などを決定する基本協定書を締結いたしました。
今後の見通しについては、この基本協定書の締結を受け、令和3年度は、工事実施に向けた調節池の詳細設計を進めるとともに、令和4年度から遮水矢板などの工事に着手する予定でございます。
整備にあたりましては、国の「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」を最大限活用し、着実に進めてまいります。
再Q 宮崎吾一 議員(自民)
大変ありがたい答弁でございましたが、事業効果を、最後に、どのように見込んでいるか教えてください。
再A 北田健夫 県土整備部長
事業効果でございますが、この調節池が完成しますと、最大で毎秒約9立方メートルの洪水を一時的に貯留することが可能になります。これによりまして、調節池の上下流の水位低下が図れることから、治水安全度の向上が期待できるものでございます。
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