東日本電信電話株式会社 埼玉事業部

　NTT東日本グループでは、光ファイバーを利用したブロードバンドアクセスサービスを提供する等、情報通信事業者として、高品質で安定した通信サービスの提供に加え、身近なICT企業として地域の課題解決や価値創造に取り組んでおります。

　このような取り組みをさらに加速し、地域のミライを支える価値創造事業を展開、地域社会のみなさまとともに、夢や希望を感じられる持続可能な循環型社会の共創をめざしています。

【取り組み事例】

●教育におけるICTの活用

　1人1台の情報端末を小中学校に配備するGIGAスクール構想への参画、県内小学校での睡眠データを活用した個別最適な睡眠改善を探究する授業の開催（スリープテックプロジェクト）、長期欠席している児童生徒達の「仲間と学び合える新たな学び舎」の整備に向けた『3D教育メタバース』実証など、地域の人材育成に向けた教育への取り組みに尽力しております。

●ICTを活用した子供向けサッカー教室の開催

　地域の子供たち向けに「NTT東日本埼玉事業部 サッカー教室」を開催し、「AIカメラ」で撮影した試合風景の参加者への共有や、スポーツ科学に基づいて開発された「AI解析システム」を活用したキック分析など、子供たちがより楽しく技術向上に取り組める環境づくりを担っております。

●旧渋沢邸『中の家（なかんち）』のVR体験

　埼玉県深谷市にある渋沢翁の生家、『中の家（なかんち）』の居室内をVRゴーグルをつけるだけで、実際に邸宅に入ったような体験ができるコーナーを、深谷市で開催された深谷博覧会、および埼玉県庁での「県庁七夕フェスティバル-栄一翁に願いを-」にて出展しました。

　ICTを活用することで、地域のみなさまに楽しみながら埼玉の魅力を再発見していただくことができました。

●森林づくり活動

　2023年に、埼玉県様、および埼玉県農林公社様と「埼玉県森林づくり協定」を結ばせていただきました。この協定にもとづき、NTT東日本グループ社員が秩父郡横瀬町にて森林間伐・伐倒作業を行っています。

　同時に、自然環境保護や生物多様性について現地で学び、​林業DXや間伐材利活用等、持続可能な森林・まちづくりに貢献できるよう考える場としています。

　NTT東日本グループでは、情報通信事業者として高品質で安定した通信サービスの提供に加え、身近なICT企業として地域の課題解決、地域のミライを支える価値創造事業に取り組んでいます。

　このような我々の事業のすべてがサステナブルな地域社会づくりへの貢献と、SDGs達成に寄与することになると考えており、埼玉エリアのNTT東日本グループ社員は、社内で開催している「SDGsワークショップ」を通じて、自身の業務とサステナビリティの結びつきについても学び、実践・深化に取り組んでいるところです。

　渋沢栄一翁の利益だけでなく公益を追求する「道徳経済合一」の精神を受け継ぎ、行動を起こしてまいります。