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掲載日:2024年7月1日
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団体名 | 日本赤十字社埼玉県支部 |
代表者 | 支部長 大野 元裕 |
所在地 | 330-0064 さいたま市浦和区岸町3-17-1 |
主な事業内容 | 災害救護、国際活動、講習普及、青少年の育成、ボランティアの育成等 |
ホームページ | https://www.jrc.or.jp/chapter/saitama/ |
●災害救護
災害時には直ちに救護班を派遣し、医療救護活動を行います。いざという時に備え、日頃から訓練や研修を通じて救護員の育成に努めているほか、県内各地に救援物資や救護資機材を備えています。
また、災害で被災された方々を支援するため災害義援金を受け付けています。(埼玉県支部では、県内3つの病院に10班の救護班を常備し、日ごろから訓練を重ねています。「令和6年能登半島地震」では発災直後から活動を開始し、県内から128人の職員を被災地に派遣しました。また、義援金の受付を1月4日から開始し、多くの皆様からご協力をいただいています。)
●講習普及 事故を予防し、もしものときに行動できる人を増やすため、様々な講習を通じて命と健康を守る方法を伝えています。(令和5年度は県内で412回開催し、11,465人の方に参加いただきました。講習には、AEDを使った心肺蘇生やけがの手当を学ぶ「救急法」をはじめ、「幼児安全法」「水上安全法」「健康生活支援講習」「避難生活支援講習」といった種類があります。)
●防災教育
災害から命を守るためには、地域の中で「自助・共助」の力を高めることが重要です。様々な災害で救護活動を行ってきた赤十字ならではのカリキュラムで備えの大切さをお伝えしています。
●青少年の育成
様々な教育プログラムを通じて、「やさしさ」と「思いやり」の心を育てます。活動の主体はそれぞれの学校にあり、赤十字の持つネットワークやノウハウを活用して、特色ある活動を行っています。
●ボランティア
県内には、約6,500人のボランティアが所属しています。各地での福祉・防災活動や献血推進活動、災害発生時には炊き出しや義援金の呼びかけなど、地域の安心・安全を支えるための取組を進めています。
↑1880(明治13)年1月に社員(今の会員=寄付者)に加わった人々
1867(慶応3)年にフランスで開催されたパリ万国博覧会に、渋沢栄一翁は幕府使節団、日本赤十字社の創設者の佐野常民は佐賀藩の使節団の一員として参加しました。
日本赤十字社の前身である「博愛社」創設3年目となる1880(明治13)年、佐野常民からの協力依頼を受け、大隈重信や榎本武揚、従兄の渋沢喜作らとともに社員(今の会員=寄付者)として活動に参画しています。1893(明治26)年には常議員(理事)に選任され、その後も長きにわたり活動を支えてくださいました。
渋沢栄一翁は、数多くの慈善事業を通じて「国民一人ひとりの‟共感‟の結集が大きな力に変わる」ことを実証しました。
栄一翁の志を受け継ぎ、「人間を救うのは、人間だ。」というスローガンのもとで、多くの人々の思いをボランティアや寄付という形で結集し、これからも苦しんでいる人を救う活動に全力で取り組んでまいります。
「人道に東西の別はない」、その言葉のとおり日本赤十字社埼玉県支部では「苦しんでいる人を救いたい」という人道の精神のもと、「命を守る事業」「生活を支える事業」「人を育む事業」を、同じ思いをもつ多くの寄付者やボランティアなどの協力をいただいて展開しています。
そして、その活動の根底には渋沢栄一翁が貫いた「忠恕の心」が息づいています。
日本赤十字社では、多くの方々に支えられ、災害救護活動や救急法の普及をはじめとして、ボランティア活動、青少年赤十字など多岐にわたる事業を展開しています。
渋沢栄一翁は、福祉や教育などの社会事業に熱心に取り組み、大きな功績を残されましたが、日本赤十字社においても常議員としてその運営に積極的に関わってこられました。
長い歴史の上に立ち、これからも日本赤十字社の使命である『人間のいのちと健康、尊厳を守る』ため、私たちは、人道を重んじ、利己心と闘い、無関心に陥ることなく、人の痛みや苦しみに目を向け、常に想像力をもって行動します。そして、「救う」を託されている団体として、皆様の信頼と期待に応えることができるよう全力で取り組んでまいります。
今後とも赤十字活動への一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
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