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掲載日:2024年7月1日
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企業名 | 株式会社帝国ホテル |
代表者 | 代表取締役社長 定保 英弥 |
所在地 | 100-8558 東京都千代田区内幸町1-1-1 |
主な事業内容 | ホテル及び料飲施設の運営、並びにそれらに付帯するサービス事業 |
ホームページ | https://www.imperialhotel.co.jp/ |
帝国ホテルでは、日本を代表するホテルとして持続可能な国際社会の発展に貢献するため、「ラグジュアリーとサステナビリティの両立」を掲げ、お客様とともに「共創」することを目指しています。
【取り組み事例の一部】
・地域への貢献
帝国ホテル 東京では、2013年に千代田区と帰宅困難者等受入協定を締結しました。
東日本大震災の際の対応を教訓に、積極的に防災対策に協力しています。
帝国ホテル 大阪では、2021年3月31日に大阪府、大阪市と3者間において大規模災害時における旅行者の受け入れ等に関する協定を締結しました。
・サステナブルウエディングをテーマにした婚礼商品を提供
「幸せが拡がるおもてなし」をコンセプトにリニューアルした料理ラインナップのなかには、環境に配慮してつくられた食材の使用や、開発途上国の子どもたちと食事を分かち合うTABLE FOR TWOプログラムへの参画をしたコースをご用意しました。
・食育活動に参画
フランスで30年以上の実績を有する食育活動「味覚の一週間」Ⓡに参画し、東京・大阪で「食育とSDGs」をテーマとした味覚の授業を地域の小学校で実施しました。
欧化政策を進める明治政府の要請により、海外要人を迎える本格的西洋式ホテルの建設が求められる中、当時の財界人を発起人代表としてまとめ、開業以降初代会長として約19年間にわたり経営のかじ取りをしただけでなく、引退した後も、初の日本人支配人となる林愛作の招聘に関わり、2代目本館の建設用地確保に尽力していただきました。
初代会長としてだけではなく、現在まで受け継がれている2つの言葉と、企業理念は「渋沢翁の教え」として、従業員の一人ひとりに深く浸透しています。
また、経営から引退した後、1925年に従業員とホテルによって建立された胸像は、建物が建て替わった現在も場所を移して設置され、ホテルを見守っています。
受け継がれている渋沢翁の2つの言葉と、共鳴する企業理念
・帝国ホテル開業式での東京府知事の祝辞に対する答辞
「建物や設備·什器は美を尽くしたものではないが、数百名の賓客をおもてなしするに不足はなく、皿や器も贅をきわめてはいないが、用命があれば世界のどんなものでも調達して便宜を図る。これこそ帝国ホテルが自身の果たすべき役割と心得、絶対に譲らないところだ。
知事閣下が、ホテルはその国の民意や文明度を示すものとおっしゃられたことについては、現在は力不足でも、近い将来必ず恥ずかしくないレベルを約束する。どうか、ご愛顧をお願いする。」
⇒帝国ホテルとして果たすべき使命を表した言葉として受け継がれています。
・引退後に従業員に対しての激励
「色々の風俗習慣の、色々の国のお客を送迎することは、大変にご苦労なことである。
骨の折れる仕事である。然乍ら君達が丁寧に能く尽して呉れゝば、 世界中から集り世界の隅々に帰つて行く人達に日本を忘れずに帰らせ、一生日本をなつかしく思出させることの出来る、国家の為にも非常に大切な仕事である。精進してやつて下さいよ。」
⇒ホテル業だけでなく観光業が国の基幹産業となりうる可能性を示してくれている言葉です。
・企業理念
「帝国ホテルは、創業の精神を継ぐ日本の代表ホテルであり国際的ベストホテルを目指す企業として、
最も優れたサービスと商品を提供することにより、国際社会の発展と人々の豊かで ゆとりある生活と文化の向上に貢献する。」
帝国ホテルは、1890年(明治23年)に日本の迎賓館としての役割を担い、渋沢栄一初代会長によって、東京・日比谷の地に開業しました。渋沢翁は約19年間経営を担った後、ホテルの従業員に対して、「世界中から集り世界の隅々に帰つて行く人達に、日本を忘れずに帰らせ、一生日本をなつかしく思出させることの出来る、国家の為にも非常に大切な仕事である。」という言葉をかけて励まし、ホテルの可能性を示してくださいました。その言葉から100年以上経過した現在は、多くの外国人が日本を訪れ、ホテル業の真価が問われています。ホテルのサービスを提供することで、社会の発展と、人々の豊かでゆとりある生活の向上に貢献する。渋沢翁が示し、受け継がれた思いは、ホテルスタッフ一人ひとりの指針となり、これからもホテルのおもてなしとして紡がれてまいります。
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