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掲載日:2025年3月27日
Q 柿沼貴志 議員(自民)
県道佐野行田線は、行田市から群馬県館林を経て栃木県佐野市に至る重要な幹線道路ですが、行田市内においては道幅が狭く、歩道がない箇所もあり、安心して通行することに支障を来している区間があります。また、行田市街地においては、朝夕の通勤時間帯を中心に局所的な渋滞が発生しており、市民生活や経済活動にも大きな支障を来しております。
これらの解消と地域経済の活性化を図るため、行田市と羽生市では、行田市大字荒木地内を通り、行田市街地をう回する道路の整備及び県道佐野行田線の羽生市内上新郷交差点と一般国道122号線の桑崎(北)交差点を結ぶ羽生都市計画道路348北部幹線の整備について要望をしてきております。
この北部幹線の区間をあえて県道佐野行田線バイパスと呼ばせていただきますが、本バイパスの整備は行田市と羽生市にとって大きなメリットをもたらすものと考えます。
バイパス整備を行うことで、行田市内から東北自動車道羽生インターへのアクセスが大幅に向上します。アクセスが向上することで、企業誘致の促進、観光客増加による観光産業の振興、物流の効率化による地域産業の活性化など、様々な効果が期待できます。市民生活の利便性向上や既存工業団地に立地する企業の物流促進が図られることで新たな人の流れが生まれ、ひいては中心市街地への波及も期待でき、新たな投資につながるとも考えられます。
そこで、本日は、都市計画道路北部幹線を県道佐野行田線バイパスとして整備することについて、特に行田市内から東北自動車道羽生インターへのアクセス向上に着目し、行田市にもたらされる効果や現状認識について、県土整備部長に質問いたします。
(1)都市計画道路北部幹線の国道122号桑崎(北)交差点の東側の状況についてお伺いします。
私は、この路線の早期整備を図っていただきたいと考えておりますが、まずは北部幹線の国道122号桑崎(北)交差点の東側、令和6年3月に開通した区間の状況はいかがでしょうか。
A 吉澤隆 県土整備部長
都市計画道路北部幹線は、羽生市北部を東西に結ぶ、延長約4.5キロメートルの道路です。
このうち、北二丁目交差点から東武伊勢崎線を陸橋で渡り、国道122号桑崎北交差点までの延長約1.9キロメートルの区間を、県道羽生外野栗橋線のバイパスとして整備し、令和6年3月16日に開通いたしました。
この区間の開通後の状況につきましては、「北二丁目交差点の朝夕の混雑が減り、通行がスムーズになった」、「バイパスに近い羽生市立西中学校周辺の通学路の交通量が減り、安全になった」などの意見を、地元市から伺っております。
県では、開通から1年が経過することから、この区間を含む周辺道路の交通状況や、開通前後の変化などを把握するため、今後、交通量調査等を実施し、整備効果を検証してまいります。
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