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掲載日:2025年3月27日

令和7年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(柿沼貴志議員)

公立中学校の部活動改革について-中学校の部活動改革の方向性について-2つの課題について-

Q 柿沼貴志 議員(自民)

教員の働き方改革の中でも、特に課題として挙げられるのが部活動指導です。専門的な技術や知識のない先生が顧問を務める負担、熱心に指導したい先生は休日にも練習や練習試合を計画して活動しており、ワーク・ライフ・バランスがとれない状況にあります。
これらの課題を受け、国は令和4年12月に「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」を示しました。これを踏まえ、本県でも令和6年3月に埼玉県地域クラブ活動推進計画を策定し、各市町村を支援するための実証事業や地域ミーティングを進めております。
私も地域ミーティングに参加し、実証事業に取り組んでいる市町や受皿団体の成果発表を直接聞いてまいりました。それぞれの地域で進捗や課題は異なりますが、子供たちのために新たな価値を提供しようと奮闘する市町村教育委員会や受皿団体があることを実感しました。
そこで、質問します。
ア、2つの課題について。
学校部活動の改革を進めるに当たって、教員の負担軽減と地域移行等による新たな価値の創出という2つの課題があると思いますが、どのように両立させようとしているのか、教育長に伺います。

A 日吉亨 教育長

学校部活動改革における新たな価値とは、部活動では得られない経験や機会を通じて中学生の心身の成長につなげること、そして、その活動が地域にとってもプラスになることであると考えます。
地域移行等により新たな価値を創出しつつ、併せて、教員の負担軽減も図ることが必要だと考えております。
この課題を両立させるには、これらの趣旨について、関係者が共通理解を図りながら取り組むことが極めて重要と考えております。
県では、県民向けのシンポジウムや市町での実証事業において、新たな価値について丁寧に伝えております。引き続き、このような部活動の地域クラブ活動への移行の趣旨を関係者の方々にしっかりと伝え、市町村の取組を支援してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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