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掲載日:2024年10月23日
Q 逢澤圭一郎 議員(自民)
本県としての一番の問題は、この工法変更により県内企業が入札に参加できなくなるおそれがあることです。基幹道路が新設されることで地域は発展していきますが、ただただそれだけでなく、県内企業を活用することによる経済発展、業者育成等、あらゆる角度からの発展を追求していかなければならないものと考えます。
しかしながら、この計画変更について、本県の意見としては早期整備と未事業化区間の具体化の検討にとどまり、工法変更についての意見を付していません。なぜ本県として工法変更についての意見を付さなかったのか、県土整備部長の御答弁を求めます。
A 吉澤隆 県土整備部長
県内企業の受注機会の確保や拡大等につきましては、災害時における対応、経営の安定化など、非常に重要なことであることから、毎年、国土交通省などに対して要請をしております。
国の事業評価監視委員会の実施にあたり、令和6年7月12日付で、関東地方整備局長から県に対して事業を継続するか、中止するかの対応方針に関する意見照会がございました。
県といたしましては、工法変更については経済性や施工性等の観点から優位である橋梁構造とすることはやむを得ないと判断し、引き続きコスト縮減に十分留意することとする意見を付して、事業を継続するよう回答したものでございます。
再Q 逢澤圭一郎 議員(自民)
事業継続するか中止するかというように国から聞かれたと何かおどしのように聞こえましたけれども、経済性や施工性が優位ということなんですけれども、委員会の資料ではその辺は示されていないんですね。橋りょう構造で45億円の増加となっておりますけれども、どれぐらいの優位性があるのか、お伺いさせていただきます。
再A 吉澤隆 県土整備部長
国が盛土構造から橋梁構造へ変更しました約1.3キロメートル区間は、軟弱地盤対策として地盤改良を行って盛土する計画でしたが、追加したボーリング調査により軟弱地盤層が想定以上に深いことが判明しました。
そこで、より深い位置まで地盤改良を行い盛土する工法と、地盤改良を行わず橋梁とする工法を国が比較検討したところ、盛土構造では工事費が橋梁構造の2倍以上の増額になると伺ったところでございます。
再々Q 逢澤圭一郎 議員(自民)
倍以上かかるということでございますけれども、倍以上というと90億、100億という盛土でやるとかかるということだと思うんですけれども、どんな工法であれ県内企業の受注機会が喪失にならないように、分離分割発注や県内企業を構成員に加えることを入札参加要件にするJV限定入札などに対応させるべきだと思うんですが、県土整備部長の御答弁をお願いいたします。
再々A 吉澤隆 県土整備部長
東埼玉道路は県内で行われている大規模な工事でございます。県として、県内企業の受注機会の確保に向けて、改めて国に働きかけてまいります。
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