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掲載日:2024年7月12日
Q 町田皇介 議員(民主フォーラム)
この調節池は、平成2年度から事業が始まり、これまで5つの池のうち4つが完成し、令和2年から一番大きな上の池において整備を進めているところです。
まず、上の池の整備の進捗と今後の見通しについて、県土整備部長に伺います。
あわせて、上の池の整備に併せた利活用について伺います。
上の池は原市沼川を挟み、伊奈町、上尾市にかかる池となります。以前の質問でも述べましたが、伊奈町はすぐそばにある県の指定史跡でもある伊奈忠次公の屋敷跡を生かした平面利用などを検討しており、また、上尾市も環境保全区域においてビオトープなどの自然再生の取組を希望していると伺っています。
現在、県は取得用地から掘削作業を進めていますが、利活用について各市町で検討されている中で、掘削をある程度終えた段階で市町の要望を受け対応した場合、双方に余計な費用負担や作業が発生することが考えられます。掘削を進めている現状においても、早期に県、市、町の3者で利活用についての意見交換、協議をしていく場が必要だと考えますが、県土整備部長に見解を伺います。
A 吉澤隆 県土整備部長
原市沼調節池は5つの池で構成され、既に4つの池が完成しており、令和5年6月の大雨では、約20万2千立方メートルの洪水を貯留し、下流の浸水被害の軽減に効果を発揮しています。
残る上の池の進捗でございますが、用地買収率が95パーセントで、用地が確保できたところから、順次、掘削工事を進めております。
令和6年度は、引き続き掘削工事を進めるとともに、調節池を横断する沼橋の詳細設計を実施してまいります。
今後の見通しでございますが、残る用地の取得に努めるとともに、上の池の早期整備に取り組んでまいります。
次に、上の池の整備に合わせた調節池の利活用につきましては、令和5年度に上尾市、伊奈町に河川施設の利活用を担当する課長が訪問し、両市町の意向を確認したところでございます。令和6年度は、県と両市町の3者で意見交換の場を設け、調節池の利活用に向けた協議を進めてまいります。
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