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掲載日:2024年7月12日
Q 藤井健志 議員(自民)
双輪場を更新するとした場合について、サイドブックス、議員の皆様には御覧いただけると思うんですけれども、サイドブックスの資料のとおり、建替え場所について御注目いただきたいんですが、5つのパターンが全体としてあるものの、まだこの建替え場所については、大宮公園内と大宮公園外という2パターンしか検討をされていない状況でございます。バンクの在り方とか規模感も気になるところなんですけれども、候補地が2つしかないということが気になるところでございます。
先ほど言及しましたとおり、第二公園や第三公園、あるいは大宮公園以外についても選択肢としてあると思いますけれども、この大宮公園以外については、担当者から移転先の地元住民の理解が得られるか不透明という説明があったところでございまして、実際には探していないというのが現状だというふうに思います。
そこで、質問いたします。
施設の更新は、民間活力を前提に検討することを予算特別委員会における附帯決議で求めていますが、仮に大宮、所沢の2場体制を継続するとした場合、新施設の候補地について、今後の協議においては具体性のある多様な候補地から最適解を見出すことが適当であると考えますが、総務部長の答弁を求めます。
A 三須康男 総務部長
大宮双輪場のあり方については、現在地で建て替える場合、現在地以外へ移転する場合、大宮双輪場を廃止し西武園競輪場一場体制とする場合について、民間活用の手法も含め、ライフサイクルコストの試算などを行い、メリット・デメリットを整理しながら検討しています。
その中で、移転する場合の検討に当たっては、議員お話の具体性のある候補地を踏まえることも一つの方法と考えますが、地元住民の理解が必要となるなど多くの時間がかかります。
まずは県として、あらゆるパターンについて、現時点で想定される数値を用いて今後の収益性を試算し、可能性を幅広く検討したいと考えております。
その上で、仮に現在地での建替えが望ましい場合には、都市公園内における公営競技のあり方などの課題を整理し、また仮に移転が望ましいとなった場合には、具体的な候補地を様々な観点から検討してまいります。
引き続き、埼玉県競輪事業検討委員会や地元関係者、民間企業などのご意見を伺いながら、大宮双輪場のあり方をパターン別に検討し、大宮スーパー・ボールパーク基本計画案に反映できるよう努めてまいります。
再Q 藤井健志 議員(自民)
今の答弁は、まずは現地建替えか、そうでないか、それを決めてから、その上で他の候補地を探すということなんだと思うんですけれども、移転先の候補地も不明なまま具体的な検討が進められるかというのがちょっと疑問があるんですね。
なぜこういう質問をするかというと、検討委員会の委員も、私も、資料などから何か大宮公園第一公園ありきで検討を進めているんじゃないかなということの印象を受けるわけなんですけれども、建替えではない選択肢もしっかりと用意して、その中で最適解を探すべき、同時進行するべきではないかというふうに思うんですけれども、総務部長に御見解をお伺いしたいと思います。
再A 三須康男 総務部長
現在、ご指摘いただいておりますように、あり方検討委員会であらゆるパターンを並列して検討してございます。
それぞれのパターンごとに、課題とかメリット・デメリットを出して、ご議論いただいております。
現在地以外への移転と仮になった場合には、土地の大きさとか法令の制約、交通アクセスの状況、他の競輪場との距離とか、色々なことを考えなければいけない状況もございます。
まずは並列に検討させていただいている範囲の中で、もちろんライフサイクルコストも私ども県としてやりますし、業務委託で民間の提案をいただきながら、あらゆる観点から総合的に検討を進めてまいります。
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