トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 平成30年6月定例会 > 平成30年6月定例会 「警察危機管理防災委員長報告」
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掲載日:2023年5月2日
警察危機管理防災委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会には、付託案件がなく、所管事務の調査として、「児童虐待に対する警察の対応状況について」、「大阪府北部地震について」及び「平成29年台風第21号による浸水被害について」質問が行われました。
以下、論議のありました主なものについて申し上げます。
まず、「児童虐待に対する警察の対応状況について、本年3月に目黒区の女の子が虐待され亡くなった事件のように、児童虐待事案の世帯が県外に転居した場合、警察本部間で情報は共有されるのか」との質問に対し、「全国的に、他県への転出を把握すれば、転出先に情報が通報され共有される仕組みになっている」との答弁がありました。
また、「大阪府北部地震のような大規模な震災に対しては、危機管理防災部が責任をもって、部局横断型で対応する必要があるのではないか」との質問に対して、「災害時に部局を越えて対応するのはもちろんのこと、平時から、積極的に業務に当たるよう改めて職員に周知していく」との答弁がありました。
また、「平成29年台風第21号による住宅の浸水被害について、かびや臭いの問題や健康被害、復旧への費用負担が大きいことなど、被害の実態を市町村に周知したのか」との質問に対し、「本年5月に市町村の防災担当職員が出席した研修会で、被災市の職員から被害の実態を、写真を交えて説明してもらった」との答弁がありました。
なお、このほか、当面する行政課題として、警察本部及び危機管理防災部から、それぞれ、「埼玉県5か年計画の進捗状況について」、警察本部から「特殊詐欺の現状と対策」について、危機管理防災部から「指定管理者に係る平成29年度事業報告書及び平成30年度事業計画書について」並びに「『国民保護に関する埼玉県計画』変更案の概要について」の報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。
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