【令和6年3月】みどり認定証の授与を行いました

みどり認定とは、「みどりの食料システム法」に基づき令和5年4月からスタートした、化学肥料・化学農薬の使用量低減などの環境負荷低減に向けた農業者を支援・促進するための認定制度です。

この度、小鹿野町できゅうりを栽培している横田寛明さんが、令和6年3月21日付でみどり認定を取得しました。

秩父農林振興センター管内では初めてのみどり認定者ということで、3月27日に認定証の授与式を行いました。

横田さんは、JAちちぶ園芸部会全体で行っている土壌診断の実施や有機質肥料の施肥等に取り組む他、天敵農薬を利用した病害虫防除にも取り組んでいます。計画では、地元きのこ工場から出る廃菌床の施用や天敵農薬の種類を増やすなど環境負荷低減の取組を進めていく予定です。

認定を受けると、設備投資の際の税制優遇や、補助事業の採択で優遇されるなどのメリットがあります。当センターでは引き続き、みどり認定制度を推進していきます。

 

当センター所長から認定証の交付を受ける横田寛明さん（右）

 

認定証を掲げる横田寛明さん（左）

みどり認定とは

令和4年に環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律（みどりの食料システム法）が施行されたことに伴い、県では、埼玉県環境負荷低減事業活動実施計画等認定要領を制定し、環境負荷低減事業活動等を行おうとする農林漁業者が作成する環境負荷低減事業活動実施計画を認定（みどり認定）しています。

みどり認定チラシ（PDF：567KB）

環境負荷低減事業活動実施計画の認定（みどり認定）を希望される方は、以下の「埼玉県環境負荷低減事業活動実施計画等認定要領」及び「様式等」を御確認ください。

埼玉県環境負荷低減事業活動実施計画等認定要領（PDF：923KB）

様式等（ワード：275KB）