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掲載日:2024年11月19日
社会教育主事
1 社会教育主事とは
社会教育主事は、都道府県及び市町村の教育委員会の事務局に置かれる専門的教育職員で社会教育を行う者に対する専門的技術的な助言・指導に当たる役割を担います。(社会教育法9条の3)
2 職務の例としては
- 教育委員会事務局が主催する社会教育事業の企画・立案・実施
- 社会教育施設が主催する事業に対する指導・助言
- 社会教育関係団体の活動に対する助言・指導
- 社会教育行政職員等に対する研修事業の企画・実施
など、その業務は多岐にわたっています。(文部科学省ホームページ)
3 社会教育主事になるには
社会教育主事となりうる資格を取得し、教育委員会から社会教育主事として発令されることが必要です。社会教育主事となりうる資格を取得するためには、文部科学大臣の委嘱をうけた大学その他の教育機関が行う社会教育主事講習を受ける必要があります。
4 社会教育主事講習の概要
5 社会教育主事講習を受講された方から
- 社会教育は、教育分野に限定されるものではなく、広く地域づくり全般に必要なことなのです。仕事の分野を問わず多くの自治体職員の皆さんに、社会教育主事講習を受講してもらいたいものです。
- 社会教育に関する知識以外に、「ファシリテーション能力」「コミュニケーション能力」「カウンセリングマインド」といった力も身に付きました。この力は社会教育主事のみならず、行政職員として一生役立つものであると認識しました。
- 私は、地域学校協働活動、放課後子供教室を担当しています。講習を通し、国が学校運営協議会(コミュニティ・スクール)と地域学校協働活動を一体的に推進し、学校と地域の双方がWIN-WINの関係を構築することが求められていることを再認識しました。
- 社会教育全般に関わる知識だけでなく、全国から集まる受講者とのつながりを持つこともできました。以前のような飲み会等の交流はできませんでしたが、講習後でも気軽に連絡が取りあえるグループも作ることができ、今後も情報共有していけると感じています。