トップページ > 文化・教育 > 生涯学習 > 生涯学習ステーション > 第268回簡易アンケート「生涯学習活動/子育ての悩みや不安について」の結果を公表しました
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ページ番号:264276
掲載日:2025年4月7日
回答者属性
人数(人)(内、県内在住) | 比率(%)(内、県内在住) | |
全体 | 2,382(2,194) | 100(100) |
年齢 | 人数(人)(内、県内在住) | 比率(%)(内、県内在住) |
16~19歳 | 9(8) | 0.4(0.4) |
20~29歳 | 84(75) | 3.5(3.4) |
30~39歳 | 246(223) | 10.3(10.2) |
40~49歳 | 424(385) | 17.8(17.5) |
50~59歳 | 669(619) | 28.1(28.2) |
60~69歳 | 483(444) | 20.3(20.2) |
70歳以上 | 467(440) | 19.6(20.1) |
職業 | 人数(人)(内、県内在住) | 比率(%)(内、県内在住) |
個人事業主・会社経営者(役員) | 231(213) | 9.7(9.7) |
家族従業(家業手伝い) | 12(10) | 0.5(0.5) |
勤め(全日) | 897(809) | 37.7(36.9) |
勤め(パートタイム・アルバイト) | 409(389) | 17.2(17.7) |
専業主婦・主夫 | 348(321) | 14.6(14.6) |
学生 | 38(33) | 1.6(1.5) |
その他、無職 | 447(419) | 18.8(19.1) |
性別 | 人数(人)(内、県内在住) | 比率(%)(内、県内在住) |
男性 | 1,258(1,153) | 54.0(53.8) |
女性 | 1,031(951) | 44.3(44.4) |
回答なし | 39(38) | 1.7(1.8) |
※任意回答(総数2,328人(2,142人))
(2)調査結果の見方
ア.設問中の( )内の数字及びグラフの中の数字は、回答比率(%)です。
イ.回答比率(%)は小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計と全体またはカテゴリーを小計した数値が、100%にならないことがあります。
ウ.図表中の「-」は回答者が皆無のもの、「0.0」は回答者の比率が0.05%未満のため四捨五入の結果0.0%となったものです。
エ.グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を示し、回答比率は「n」を基数として算出しています。
オ.複数回答の質問については、その回答比率の合計は、100%を超える場合があります。
カ.断りのないものについては、埼玉県内在住のサポーターからの回答をもとに算出しています。
「生涯学習」とは、一人ひとりがその生涯にわたって自主的・自発的に行うことを基本とした学習をいいます。埼玉県では「学び合い、共に支える社会」を目指し、県民の皆様の「生涯学習活動」を推進しています。
また、核家族化や地域社会のつながりの希薄化等により、子供たちを取り巻く環境や生活様式などが大きく変化している中で、子育てについて悩みや不安を抱え、孤立を感じる家庭が見られます。家庭は、乳幼児期から自己肯定感・自己有用感を育成するとともに、子供たちの基本的な生活習慣や倫理観、自立心や自制心などを身に付ける上で重要な役割を担っています。
そこで、県民の皆様の生涯学習活動に関する実態と家庭教育の現状等を把握し、今後の参考とするため、アンケート調査を実施しました。
<回答にあたって>
「生涯学習」に関する情報については、こちらから。
●埼玉県ホームページ「生涯学習ステーション」
担当課
教育局 生涯学習推進課 社会教育・家庭教育支援担当
Tel:048-830-6914(Email:a6975-03@pref.saitama.lg.jp)
「生涯学習活動」とは、家庭・学校・職場・地域社会等で行われる全ての学習活動を指し、教養的なものだけでなく、スポーツ・芸術・文化・ボランティア・レクリエーション・趣味等も含まれます。
【1年間に取り組んだ生涯学習活動について】
→「スポーツ・健康に関するもの」が4割弱(38.1%)
<質問1>あなたは、この1年くらいの間に「生涯学習活動」を行いましたか。行った活動をお選びください。(あてはまるものすべて)
n=2,194
この1年くらいの間に取り組んだ「生涯学習活動」について尋ねたところ、「スポーツ・健康に関するもの」が4割弱(38.1%)で最も多く、次いで「音楽や美術、読書など趣味に関するもの」が3割強(33.9%)であり、「生涯学習活動をしなかった」は2割半ば超(26.6%)であった。
【1年間に取り組んだ生涯学習活動の実施場所】
→公民館、生涯学習に関する施設が3割半ば(35.5%)
<質問2>(質問1で「生涯学習活動をした」と回答した方にお伺いします。)
あなたは、この1年くらいの間に、どのような施設や場所を使って「生涯学習活動」を行いましたか。(あてはまるものすべて)
n=1,611
質問1で「生涯学習活動をした」と回答した方に、この1年くらいの間にどのような施設や場所を使って、生涯学習活動を行ったかを尋ねたところ、「公民館、生涯学習に関する施設」が3割半ば(35.5%)で最も多く、次いで、「博物館、資料館、美術館」が3割強(33.0%)であった。
【1年間に生涯学習活動をしなかった理由】
→「仕事が忙しくて時間がない」が3割半ば(35.0%)
<質問3>(質問1で「生涯学習活動をしなかった」と回答した方にお伺いします。)
あなたがこの1年間くらいの間に「生涯学習活動」をしなかった理由は何ですか。(あてはまるものすべて)
n=583
質問1で「生涯学習活動をしなかった」を選んだ方に、この1年間くらいの間に生涯学習活動をしなかった理由は何か尋ねたところ、「仕事が忙しくて時間がない」が3割半ば(35.0%)で最も多く、「きっかけがつかめない」が2割強(23.2%)であった。
【学んだ知識や技能、経験等の生かし方】
→「人生が豊かになっている」が5割強(52.6%)
<質問4>この1年に限らず、これまでの「生涯学習活動」についてお伺いします。
あなたは、これまで「生涯学習活動」で学んだ知識や技能、経験等をどのように生かしていますか。(あてはまるものすべて)
n=2,194
これまでの生涯学習活動で学んだ知識や技能、経験等をどのように生かしているか尋ねたところ、「人生が豊かになっている」が5割強(52.6%)で最も多く、次いで「健康の維持・増進」が4割強(41.1%)であった。
【自由意見】
<質問5>(質問4で「生かしていると回答した方にお伺いします。)
質問4で回答した項目について、具体的にどのような知識や技能、経験等をどのように生かしたのかお書きください。
●得た知識や経験等により、新たな人とのつながりが広がり、就業等に役立った。
●資格習得を目指し勉強、免許取得後に新しい仕事に就職することができ、人生経験が豊かになり、生きがいを感じている。
●テニスを行うことで、楽しみながら運動不足を解消したり、地域の人とのコミュニケーションができたりしている。
●ギターを演奏することで、リフレッシュすることができている。FPの勉強を家計に役立てている。
●郷土の歴史を勉強したことで、地域の豊かさを他の人に伝える活動に活かせた。
●古典の講座に通うことにより、旅行でも歴史や文学に興味がわき、深い楽しみを得ることができるようになった。
●フラダンスを習って地域のイベント参加や介護施設のボランティア活動に参加している。
●自然や神社などの名所を目的にしたハイキングは、健康増進につながった。語学学習は、外国人観光客のボランティアガイドに役立っている。
●運動力学、運動生理学、栄養学等を学んだことで、趣味のランニング競技のレベルが向上し、自身の充実感が増えるとともに、同じ価値を共有できる仲間が増えた。
●英語の勉強をしたことで、キャリアアップに繋がった。
など、「学んだ知識や技能、経験等の生かし方」について、上記を含め計1,694件の具体的な回答をいただきました。
【学んだ知識や技能、経験等を生かしていない理由】
→「どのように生かしたらよいかわからない」が4割強(40.3%)
<質問6>(質問4で「生かしているとは思わない」と回答した方にお伺いします。)
あなたが、これまでの「生涯学習活動」で学んだ知識や技能、経験を生かしていないのはなぜですか。(あてはまるものすべて)
n=233
質問4で「生かしているとは思わない」を選んだ方に、これまでの生涯学習活動で学んだ知識や技能、経験を生かしていないのはなぜか尋ねたところ、「どのように生かしたらよいかわからない」が4割強(40.3%)で最も多く、次いで「実際に生かせる施設や機会がない」が3割半ば超(36.1%)であった。
【子育ての悩みや不安について(実態)】
→『悩みや不安を感じる(計)』が2割強(23.3%)
<質問7>現在、あなたは高校生までのお子さんがいますか。いる場合は、子育てについての悩みや不安を感じていますか。
n=2,194
現在、高校生までのお子さんがいる方に、子育てについての悩みや不安をどの程度感じているか尋ねたところ、「いつも悩みや不安を感じる」(8.0%)と「ときどき悩みや不安を感じる」(15.3%)を合わせた『悩みや不安を感じる(計)』は2割強(23.3%)であった。また、「あまり悩みや不安を感じない」(5.3%)と「まったく悩みや不安を感じない」(1.3%)を合わせた『悩みや不安を感じない(計)』は1割未満(6.6%)であった。
【子育ての悩みや不安の内容について】
→「子供の家庭学習や進学について」が6割半ば超(66.3%)
<質問8>(質問7で「いつも悩みや不安を感じる」「ときどき悩みや不安を感じる」と回答した方にお伺いします。)
それは、どのような悩みですか。(あてはまるものすべて)
n=511
質問7で「いつも悩みや不安を感じる」「ときどき悩みや不安を感じる」と回答した方に、どのような悩みか尋ねたところ、「子供の家庭学習や進学について」が6割半ば超(66.3%)と最も多く、次いで「子供の健康や発達」が5割半ば(54.6%)であった。
【子育ての悩みや不安の相談先について(実態)】
→「配偶者」が7割半ば(74.8%)
<質問9>(質問7で「いつも悩みや不安を感じる」、「ときどき悩みや不安を感じる」と回答した方にお伺いします。)
これまでに子育ての悩みや不安を誰(どこ)に相談しましたか。(あてはまるものすべて)
n=511
質問7で「いつも悩みや不安を感じる」「ときどき悩みや不安を感じる」と回答した方に、誰(どこ)に相談したか尋ねたところ、「配偶者」が7割半ば(74.8%)と最も多く、次いで「友人・知人・近所に住む方」が4割強(40.5%)であった。
【子育ての悩みや不安の相談先について(希望)】
→「子育て経験のある人(親、親戚、友人等)」が5割弱(49.4%)
<質問10>子育てについて、どのような人に相談ができたらよいと思いますか。(あてはまるものすべて)
※現在高校生以下のお子さんがいらっしゃらない方についても、子育てを行うと仮定した場合や、子育ての経験に基づいてご回答ください。
n=2,194
子育てについて、どのような人に相談ができたらよいかを尋ねたところ、「子育て経験のある人(親、親戚、友人等)」が5割弱(49.4%)で最も多く、次いで「カウンセラー・スクールカウンセラー・臨床心理士」が3割半ば(35.1%)であった。
埼玉県ホームページでは、県民の皆さまの生涯学習活動を支援する「生涯学習ステーション」を設置し、県内のイベントや講座、指導者など生涯学習に関する情報をお届けしています。
●埼玉県ホームページ「生涯学習ステーション」
【「生涯学習ステーション」の認知及び利用状況について】
→『知っている(計)』が3割強(31.3%)
<質問11>「生涯学習ステーション」を知っていますか。また、利用したことはありますか。
n=2,194
「生涯学習ステーション」を知っているか、また、利用したことがあるか尋ねたところ、「知っていて、利用したことがある」(5.7%)と「知っているが、利用したことはない」(25.6%)を合わせた『知っている(計)』は3割強(31.3%)であった。また、「知らなかった」は7割弱(68.7%)であった。
【「生涯学習ステーション」で充実してほしい情報について】
→「生涯学習に関する講座・イベントの情報」が5割強(51.7%)
<質問12>「生涯学習ステーション」で充実してほしい情報は何ですか。(あてはまるものすべて)
n=2,194
埼玉県ホームページ「生涯学習ステーション」において、充実してほしい情報について尋ねたところ、「生涯学習に関する講座・イベントの情報」が5割強(51.7%)で最も多く、次いで「学習の機会を提供している施設の情報」が4割強(41.0%)であった。
【県民の生涯学習活動を進めるために取り組むべきことについて(希望)】
→「『学習したい人』と『学習を支援する人』をつなぐ仕組みの構築」が3割強(33.8%)
<質問13>あなたは、埼玉県が県民の生涯学習活動を推進するためにどのようなことに取り組むべきだと思いますか。(最もあてはまるもの1つ)
n=2,194
埼玉県が県民の生涯学習活動を推進するために取り組むべきことについて尋ねたところ、「『学習したい人』と『学習を支援する人』をつなぐ仕組みの構築」が3割強(33.8%)で最も多く、次いで「個人のニーズに合った学習情報が取得できる仕組みの構築」が2割強(23.5%)であった。
埼玉県では、平成25年3月に「埼玉県生涯学習推進指針」を策定(令和5年3月に改訂)し、「人づくり、つながりづくり、地域づくり」を目指すために、(1)人づくりを支える、(2)つながりづくりを支える、(3)地域づくりを支える、を3つの柱として、県民の生涯学習を支援しています。
詳細につきましては、埼玉県ホームページ(埼玉県生涯学習推進指針)をご覧ください。
【自由意見】
<質問14>今後の埼玉県の生涯学習に関する取組、家庭教育支援に対して期待することやご意見、ご要望などありましたら、自由にお書きください。
●生涯学習の実施には教室など場所の確保が重要であるので、生涯学習をする場所の提供、管理をお願いしたい。
●自分の趣味や好みにあった生涯学習を探せる仕組みが必要だと思う。
●学習施設が遠くて通うのは難しいため、オンデマンド配信を活用した教育を受けられるような体制を整えてほしい。テスト等一定の成績を修めた人には、オープンバッジの配布も効果があると思う。
●幅広い分野を網羅してほしい。地元市町村では対処できないものをカバーしてほしい。
●世代を超えた交流促進のための施策、広い情報提供、必要な県民に情報が届くシステム構築を願う。
●子育て中、フルタイムで働いていた。休暇を取得するのも難しく、土曜日や日曜日も相談できる場があるとよいのではないかと思う。
●土日祝や夜間でも相談できる相手や、オンライン等で気軽に相談できる場があれば良いと思う。
●子育てをする上で、埼玉県は子供が体験したり子供と一緒に参加できる取り組みが豊富な気がする。これからもそういった取組を提供していただきたい。
※上記を含め、計380件の貴重なご意見をいただきました。 アンケートへのご協力ありがとうございました。
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