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掲載日:2024年10月23日
Q 石川忠義 議員(県民)
埼玉県の調べでは、県内で蜜蜂を飼う人は、10年前の平成26年、272人から、令和6年には1.44倍の393人に増加しました。また、農林水産省の調査では、令和5年1月1日時点の蜜蜂飼育個数は、埼玉県が全国で第6位です。
全国的な傾向ですが、埼玉県内でも蜜源が限られているため、蜂蜜の増産が難しい状況が続いています。このため、関係団体などでは、林地での蜜源樹林の植栽や未利用農地での蜜源植物の栽培推進を訴えています。
養蜂振興法第6条第2項では、国と自治体が蜜源植物の増殖に関わる活動への支援、その他の蜜源植物の保護と増殖に関して必要な施策を講ずるものと定めています。そこで、(1)の質問です。埼玉県の養蜂業育成についての農林部長の考えを伺います。
A 横塚正一 農林部長
養蜂は、蜂蜜等の生産のみならず、本県の特産であります、いちごや梅などの農作物の花粉受精にも大きな役割を果たしています。
議員お話のとおり、令和6年1月現在、県内には養蜂業を生業としている方や、蜂蜜を自家消費するために趣味として楽しんでいる方を含め393戸の蜜蜂の飼育者がいます。
県では、養蜂振興法に基づき、蜜源植物が確保できるよう飼育者の意見を聞きながら、飼育箱の適正配置を調整するなどの支援を行っています。
また、全飼育者の蜜蜂を対象に、家畜保健衛生所職員が伝染病である腐蛆病検査を行うなど感染予防を指導するほか、必要に応じて飼育方法の助言を行っています。
さらに、飼育技術の向上を目的とした埼玉県養蜂協会主催の研修会やはちみつ共進会などを支援しているところでございます。
今後もこれらの取組を通じて、養蜂業の育成に努めてまいります。
再Q 石川忠義 議員(県民)
今、取り組んでいる養蜂業育成について研修会ですとか支援、助言を行っているということでした。
関係団体からの話だと、林地での蜜源樹林の植栽ですとか、未利用地の農地での蜜源植物の植栽推進ということも言われていますけれども、これらについては県の考える養蜂業育成のメニューというか、考えの中には当てはまりますか、いかがですか。
再A 横塚正一 農林部長
蜜源の確保につきましては、飼育者自ら確保するというのが基本であるというふうに考えているところでございます。
一方、それだけでは蜜源が足らない部分もございますので、周辺の農業生産者ですとか、あるいは公園の樹木、そういった部分での蜜源の確保というのも必要であるという風には考えているところでございます。
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