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掲載日:2024年10月23日
Q 石川忠義 議員(県民)
職業能力開発センターは、県高等技術専門校の一つで、障害がある方が職場で必要とされる技能などを身に付ける職業訓練を行っており、高い就職率を誇っています。
職域開発科は、精神発達障害がある方が対象で、障害の特性把握と対処法の獲得を身に付けるなど様々な訓練を行い、就職と職場への定着を目指しています。また、サービス実務科は、知的障害がある方が対象で、事務系やサービス系、介護系の就労を目指して様々な訓練を行い、就職と職場への定着を目指しています。
無所属県民会議でも7月に現場確認のための視察に伺いました。現場では、障害者の状況と就労に深い理解がある指導者の下に、学生が熱心に訓練を実施していました。両コースの就職状況もよく、職域開発科は半年ずつの年に2回の修了ですが、昨年度は4月生、10月生とも100パーセントの就職率です。サービス実務科は、令和3年度からほぼ100パーセントの就職率になっています。
実際に現場を見た私たちは、同センターの事業に取り組む姿勢と訓練を受ける学生の姿に、障害者の就労、職場定着に対する期待が高まりました。そこで、まずは(1)の質問として、同センター同2科の評価について、産業労働部長に伺います。
A 目良聡 産業労働部長
まずもって、職業能力開発センターに対する高い評価ありがとうございます。関係職員一同励みにしてまいります。
県センターには、知的障害のある方を対象としましたサービス実務科、精神障害・発達障害のある方を対象とした職域開発科を設置し、自立に向けた職業訓練を行っております。
令和5年度は、サービス実務科に10名が入校し、1年の訓練を行って就職率は90パーセント、職域開発科は、議員お話のとおり、半期ごとに5名ずつで100パーセントとなっております。
修了生に行ったアンケートを見ますと、指導員の教え方や就職支援について全員から満足している旨の回答をいただいております。
また、就職後も市町村の障害者就労支援センター等と連携しまして、高い定着率を維持しておりまして、働くことを希望する障害者の自立に貢献できているものと考えております。
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