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ページ番号:205938
掲載日:2024年12月9日
危機管理・大規模災害対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」でありますが、今回は、「消防力の強化について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「消防の広域化について、7ブロック化を進めているようだが、進んでいないエリアに対して県主導で何らかの取組ができないのか」との質問に対し、「広域化に至っていない理由は市町村ごとに様々で、広域化へのきっかけがないという現状もある。今後、各消防本部で指令装置の更新時期を迎えるので、それを契機に広域化を進めていきたい。また、更新費用については、国の緊急防災事業という地方債を活用することで財政的負担が軽減されること等を市町村に示しながら、広域化に向けた協議を実施していく」との答弁がありました。
次に、「コロナ禍で、消防学校での救急救命士の教育訓練の実習機会が失われている状況があれば今後、大きな課題になってくると思うがどうか」との質問に対し、「昨年度は感染防止の観点から講師となる救急救命士の確保ができず、病院実習の受入れも困難であったことから、救急救命士のスキルアップや養成という面では影響があったと考えている。しかしながら、これまで継続的に救急救命士の養成を進めてきたため、救急救命士の数に関して影響は限定的と考えている」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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