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ページ番号:205931

掲載日:2024年12月9日

令和3年9月定例会 「県土都市整備委員長報告」

副委員長 萩原 一寿

県土都市整備委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議案3件であります。
以下、これらの議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
まず、県土整備部関係では、第107号議案について、「繰越明許費をこの時期に設定する理由は何か」との質疑に対し、「関係機関との協議や支障物件の移設等による地権者や地元住民との調整に時間を要し、今年度内での完了が困難になったことが大きな要因である。このように遅れが生じた事業に関して、適正な工期を確保するため、早期に繰越明許費を設定することが望ましいと考えている」との答弁がありました。
次に、都市整備部関係では、第110号議案について、「今回の開発許可等の基準に関する条例の改正では、浸水等のリスクがある地域だけでなく、地盤について災害リスクがある土地も市街化調整区域の開発許可等ができる地域から外れることになるため、市町村によっては、予定していた施策の展開が困難になる地域もあるのではないかと危惧している。そうした場合には何らかの例外規定はあるのか」との質疑に対し、「今回の改正と併せて国から二つの例外が示された。一つは、社会経済活動の継続が困難になるなど地域の実情に照らしやむを得ないと開発許可権者が判断した場合である。もう一つは、個別の開発許可について、安全上及び避難上の対策が講じられたものについて開発審査会の議を経た場合である」との答弁がありました。
このほか、第117号議案についても活発な論議がなされました。
以上のような審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案3件について採決いたしましたところ、いずれも総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、所管事務の調査として、「インクルーシブ公園の整備について」質問が行われました。
その中で、「県内外の他の自治体ではインクルーシブ公園の整備の検討を始めていると聞いている。県ではインクルーシブ遊具の設置をどのように考えているのか。また、進捗状況はどうか」との質問に対し、「今後の整備としては、既存の遊具の老朽化に伴う更新時期がインクルーシブ遊具の設置を行う機会だと考えている。また、整備の進捗状況は、東京都の砧公園などインクルーシブの考えを取り入れた公園の現地調査や、インクルーシブ遊具を販売しているメーカーと意見交換を行い、最新の遊具の情報や設置事例などの把握に努めている」との答弁がありました。
なお、当面する行政課題として、都市整備部から「埼玉県住生活基本計画ほか2計画の見直しについて」の報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。

 

  • 注意:氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。

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