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掲載日:2022年6月21日
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髙橋さんは地元小鹿野町の非農家出身で、平成31年4月に就農しました。就農のきっかけは、40歳を機に「給料をもらう仕事ではなく、自分の裁量でできる仕事をやりたい!」と考え、幼少期に祖父母の畑でよく遊んでいて楽しかったことを思い出し、農業を始めようと決心したそうです。その後、秩父農林振興センターに相談し、農業大学校に入学しました。当初トマトやいちご栽培に興味がありましたが、夫婦二人だけで栽培管理を行っていくことや収益性などを考えると、きゅうり栽培がいいのではないかと考え、また研修でお世話になった小鹿野町のきゅうり指導農家がとてもよくしてくれたというのも大きな決め手となり、きゅうり栽培を開始しました。
就農直後は、技術的な面や資金面での不安があり、眠れない夜もあったそうです。しかし、小鹿野町の補助金制度や、所属するJAちちぶ園芸部会の技術的なサポート体制がしっかりしており、今日まで大きな失敗もなくきゅうりの出荷を続けてこられました。
近所の人から、「こないだもらったきゅうり、美味しかったよ!」「今度は買いに行くからよろしく!」などと声をかけられるととても嬉しく、やりがいを感じるということです。
また、きゅうりの栽培管理は、「手を抜くと必ずしっぺ返しが来るけれども、手をかけてやればかけてやっただけ実が採れるようになる」と実感しているそうです。
「まわりのベテラン生産者の方に追い付け追い越せ!という気持ちで、夢中でやっています」と笑顔で話す髙橋さん。大変でも、休みたいと思うことはないそうです。
「今後は、今よりも経営規模を拡大し、小鹿野町の若い人を雇って自分の右腕となるような人を育てていきたい。それによって小鹿野町がもっと盛り上がってくれれば嬉しい。妻と2人でこれからもバリバリ頑張っていきたい!」と、とても頼もしい髙橋祐一さんでした。
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