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掲載日:2022年6月21日
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【岡田さんとねぎほ場】
岡田さんは元自衛官という異色の経歴をもっています。29歳の時、「自分の責任で何かを生み出す仕事」がしたいと考え、農業を志しました。
祖父母が農家だったこともあり、岡田さんにとって農業は身近なものだったそうです。
就農までの経緯として、まず農業大学校の1年課程で露地野菜の栽培を学びました。卒業後は新農業人フェアで知り合った深谷市の農家で研修し、約3年間研修し、平成31年に独立して経営を開始しました。
独立初年度はねぎに湿害による生育不良が発生。さらに作業競合で手が回らずに、まったく収穫できなかったほ場もありました。
その反省から翌年は排水対策を徹底するとともに、年間の作業計画を作成して計画的な作業を実施しました。
対策が功を奏し、令和2年秋は計画通りの出荷ができました。「失敗の要因を分析し、対策を立てるその効果を実感できることが農業の楽しさだ」と岡田さんは話します。
岡田さんは勉強熱心で、研修会にも積極的に参加して情報収集しています。緻密な栽培管理や経営管理は、日々の努力に結びついているように思えます。
【ねぎの調製作業の様子】
熊谷4HクラブやKFCの会長も務めるなど、交流事業にも積極的です。4Hクラブの活動で知り合った方々や、農業大学校時代の仲間とは今でも交流があり、栽培や販売方法の相談などをすることもあるそうです。
土づくりにこだわった持続可能な農業を実践していきたいという岡田さん。将来的には規模を拡大し、法人化や研修生の受け入れも考えていると話してくれました。
【岡田さんと従業員のかた】
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