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掲載日:2023年12月28日
Q 林薫 議員(自民)
いきいき埼玉は、地域に生きる人づくりを理念に掲げている公益財団法人です。この法人の目的は、共助社会づくりと生涯現役社会の実現を目指すことです。このいきいき埼玉で行われている事業の一つが埼玉未来大学です。
埼玉未来大学は、シニアの学び直しと再チャレンジを応援する場であり、埼玉未来大学での学びを通じて、人生のセカンドステージを自らデザインし、人生百年時代を生涯現役で過ごしていただけるようサポートすることがうたわれています。また、学長は大野知事となっております。
そこで伺います。
専門講座の内容についてです。
埼玉未来大学では、ライフデザイン科や地域創造科と並び、専門講座がラインナップされており、ここでは専門講座について取り上げます。
本年度設置された専門講座は、次の6つです。空家・古民家等活用講座、読み聞かせボランティア養成講座、子どもの居場所づくり講座、地域観光ボランティア養成講座、援農ライフ講座、コミュニティカフェ開設講座です。これらの講座の内容はどのように選定されているのでしょうか。県民生活部長に伺います。
A 島田繁 県民生活部長
公益財団法人いきいき埼玉の自主事業である専門講座は、より多くのシニアの方が埼玉未来大学に参加いただくとともに、さらに専門的な学びを提供するため、今年度、地域創造科から独立する形で新たに設けられました。
令和5年度は、身近な地域の課題として、本県の5か年計画でも掲げる「空き家対策支援」「子育て支援の充実」「観光振興」及び「農業支援」などの分野を選定しております。
専門講座の具体的な内容は、県庁の各部関係課と調整を行いながら、地域活動に直結する実践的な内容となっております。
例えば、本県における農家の人手不足という課題解決のため、日ごろ、野菜づくりを楽しむ方などシニアを農業支援につなげる「援農ライフ講座」が企画されました。
さらに、地域で積極的に活動されている埼玉未来大学の卒業生にアンケートを実施し、現場における課題やニーズを把握し、講座の企画に活かしております。
アンケートの結果で「高齢者支援・福祉」の分野に関する地域活動の希望が多かったことを踏まえ、シニアなどが集う「コミュニティカフェ開設講座」を実施するなど、ニーズに対応した講座を実施しております。
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