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掲載日:2024年7月4日
Q 吉良英敏 議員(自民)
昨年度県が行った調査では、ケアラーの4割以上の方が「相談や情報がほしい」と回答されています。また、ヤングケアラーでいうと更に増えており、6割。サロン設置の重要性、これがうかがえます。それで、令和2年10月時点で市町村介護者サロンは53市町村に設置されているものの、埼玉県は令和6年当初には63市町村にするとの目標を掲げました。
全市町村に設置することはとても重要と考えますが、当初の設置数を考えるともっと高い目標でもよかったのではないかと思います。この箇所数について、そしてその根拠について、福祉部長に伺います。
A 山崎達也 福祉部長
令和3年2月に策定した「埼玉県ケアラー支援計画」では、地域におけるケアラー支援体制の構築を進めるため、数値目標として「介護者サロンを設置する市町村数」を令和6年4月1日までに全市町村と定めました。
これは、まずは介護者サロンが設置されていない市町村に対し、介護者サロンの必要性を理解してもらい、3年間で全ての市町村に設置することが重要であると考え、目標を設定したところです。
介護者サロンの設置に関する理解の輪を広げるため、まずは全ての市町村に介護者サロンが設置されることを目指して、積極的に市町村を支援してまいります。
再Q 吉良英敏 議員(自民)
非常に目標がそれでも低いのではないかと思うんです。これは箇所数の根拠を伺いましたけれども、その根拠は伺えませんでした。私は前回の一般質問のときに、スープの冷めない距離、すなわち約1,000か所ぐらいが埼玉県内に必要なのではないかと訴えました。私のイメージともしかしたら二桁も違うんじゃないかなというふうに思っております。
先ほどの御答弁でありましたけれども、それにはやはり理想的にどれぐらいのイメージをされているのか、あるいはどれぐらい必要としている人の人数がいるのかと、ある程度イメージして今回基本目標とかを立てていらっしゃるかと思いますので、その辺も含めて再度御答弁いただければと思います。全体的なイメージというか、答えられる範囲で再質問させていただきます。
再A 山崎達也 福祉部長
ケアラーにとって介護者サロンは、できるだけ身近にあることが望ましいと考えており、その思いは議員と同じでございます。
県としても全市町村に設置されればそれで良いとは考えてはおりません。
ケアラー支援にはケアラーに身近な市町村の関わりが不可欠ですが、介護者サロンがないとしている市町村は、ともするとケアラー支援の必要性に対する理解が十分ではない可能性がございます。
まずは、こうした市町村に対し、介護者サロンの必要性を理解してもらうことから取り組みます。
また、条例においても社会全体で支えるということになっております。ということは、やはり全ての市町村が理解をしてケアラー支援を進めるということが大変重要であると考えております。
そして、3年のうちに全市町村が介護者サロンを設置することを目標にして取り組んでまいります。
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