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掲載日:2024年7月4日
Q 吉良英敏 議員(自民)
昨年の一般質問で、私は県の学力・学習状況調査を福祉分野でも活用していくことを提案いたしました。前向きな御答弁もいただきました。今回は更に進めます。
先日、県は今後、段階的にこの調査をオンライン環境を活用したCBT方式、いわゆるタブレット等を使った調査に移行していくというような発表がありました。本格的にオンライン活用を実践していく中で、ヤングケアラーのアンケート調査やオンライン相談、情報提供、こういったものに生かして、ヤングケアラー支援のためのオンラインの環境の有効活用を提案したいと思いますが、教育長の見解を伺います。
A 高田直芳 教育長
国のGIGAスクール構想により、小中学校では児童生徒一人ひとりに端末が整備されるとともに、高等学校においてはBYOD方式によるオンライン学習の環境整備が進んでおります。
これにより、一人ひとりの学習状況に応じた課題を配信するなどの個別最適な学びが可能となります。
また、議員御指摘のとおりヤングケアラー支援の取組を進める上でも、有効に活用できると認識しております。
議員御提案のアンケート調査やオンライン相談、情報提供としての活用につきましては、今後、学校や市町村教育委員会とともに積極的に検討してまいります。
再Q 吉良英敏 議員(自民)
心のケアの部分でも触れましたが、何でも教員が対応していただけるほど現在の教育現場は余裕があるものではないということは、先ほど来より話が上がりました。このヤングケアラーというのは、多数存在することは今回の調査で分かりましたけれども、クラス内では少数派、共感できる存在はなかなかいないんですね。
そんな中、そうした子供たちがオンラインでつながることで、子供同士でも心のケアをし合えるというか、相互補完、支え合いというものがオンラインの中でも始まると、私は予感しております。こうした視点からも、我々が思う以上にとても有効だと思いますので、積極的に検討するというお話がありましたけれども、もう一つ踏み込んだ御答弁を再度伺いたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
再A 高田直芳 教育長
GIGAスクール構想で整備した端末を使って、児童生徒同士が、悩みを相談し合うようなツールとして活用したらどうかという御提案と受け止めさせていただきました。
まずは、現状をしっかりと把握させていただいた上で、効果的な方策についてさらに検討を進めてまいります。
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