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ページ番号:200756
掲載日:2024年7月4日
Q 岡村ゆり子 議員(県民)
新型コロナウイルス感染症の拡大により我々の生活は大きく変わりました。
感染防止のため外出時はマスクを着用することが新しい生活様式の一つとなっておりますが、発達障害、感覚過敏、脳の障害、皮膚の病気など、様々なことが原因でマスクを着けたくても着けられない方もいらっしゃいます。
国の発達障害情報支援センターの調査によりますと、発達障害がある方のうち56パーセントが「着用が難しい、我慢して着用している」との結果になっております。
実際に私のところに、障害があるためマスクを着けたくても着けられない、障害を理由にマスクができない人がいるということを知ってほしいとの御相談もございました。
マスクの着用が当たり前となった今、マスクを着けていないからと周囲からは厳しい視線を向けられたり、心ない批判を受けることもございます。
そこで、お伺いいたします。
これからもマスクを必要とする生活が続くと思われますが、理由がありマスクができない方々が少しでも生活しやすくなるよう、障害等でマスクができない方々がいるという周知を行っていただきたいと思いますが、福祉部長の御答弁を求めます。
A 山崎達也 福祉部長
議員お話しのとおり、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、マスクの着用は新しい生活様式となっています。
一方、発達障害をはじめ感覚過敏によってマスクの着用が困難な方もおられます。
このような方への心ない批判をなくすためには、多くの県民の方にマスクを着用できない実態を広く知っていただくことが極めて重要です。
このため、県の広報紙「彩の国だより」やホームページ、SNS、テレビ、ラジオ、スマホアプリなどあらゆる媒体を活用して積極的に周知を図り、思いやりのある行動を促してまいります。
障害などを理由とする差別や分け隔てがなくなり、相互に人格と個性を尊重し合える共生社会の実現に向けてしっかりと取り組んでまいります。
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