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ページ番号:200754
掲載日:2024年7月4日
Q 岡村ゆり子 議員(県民)
皆さん、ターゲット・バードゴルフを御存じでしょうか。1985年に発表されました埼玉県川口市発祥のスポーツです。
合成樹脂の羽根付きボールを普通のゴルフクラブで打ち、傘をひっくり返したようなホールに入れるミニゴルフの1つです。
昨今の健康ブームにおいて、特に高齢者スポーツとして全国的に親しまれている生涯スポーツの1つとなっております。
川口市にはターゲット・バードゴルフ場が現在2か所あり、皆さん本当に生き生きと競技を楽しまれております。
県内のターゲット・バードゴルフ人口は1,558名で、13の団体が活動しております。県内には関東甲信越大会や全国大会に出場される方もいらっしゃり、入賞している方もいらっしゃいます。
川口市内のコースには市外からの利用者も多く、自分の町でも盛んになればいいのにというお声もいただいております。
そして、大野知事が掲げている五大プロジェクトのうち「人生100年プロジェクト」では、主な取組として高齢者がスポーツレクリエーションに気軽に参加できる場や機会の充実、スポーツレクリエーションの魅力向上、身近なスポーツ団体の活性化などを挙げております。
生き生きとした人生を送るには何よりも健康であることが重要であり、正にこのターゲット・バードゴルフは、県民が考案し発展させ、地域に根付き生きがいとなり、健康増進を担っているスポーツであるということで、知事のお考えにも合致しているのではないでしょうか。
現在本県では、県レクリエーション協会加盟団体が活動を行った場合には年2万円を補助しているとのことで、埼玉県ターゲット・バードゴルフ協会も対象となっております。
しかし、協会員でなくても活発に活動していたり、独自で様々な大会を行っている愛好家の団体もいらっしゃいます。
その方々の活動を後押しするためにも団体単位で補助を出すことや、県ターゲット・バードゴルフ協会の構成団体となれるよう事務的な支援などを考えていただきたいのですが、いかがでしょうか。県民生活部長の御答弁を求めます。
A 真砂和敏 県民生活部長
地域で手軽に運動できる機会があることは、高齢者の健康づくりには大切です。多様な団体の活動を見て、やってみたい、参加してみたいと思う人も多いかと思います。
議員お話しのように、川口市発祥のターゲット・バードゴルフは気軽に始めやすいという特徴があり、楽しみながら体を動かし健康づくりに役立つスポーツであると認識しております。
県では、広くスポーツレクリエーションを普及、振興することを目的といたしまして、県レクリエーション協会に加盟している県ターゲット・バードゴルフ協会などが県民総合スポーツ大会として事業を実施した場合に助成金を交付しております。今年度、県ターゲット・バードゴルフ協会はこの助成金を活用し、支部協会とともに県大会を本庄市内で開催し、活動の普及を進めていくと伺っております。
議員のお話から、地域で活動している愛好家の団体が生き生きとターゲット・バードゴルフを楽しんでおられるということは十分に伝わってまいりました。
しかし、県全体の普及、振興という観点から愛好家の団体など個別の団体に対しまして、残念ながら助成金の対象とはなっておりません。
ただ、もし愛好家の団体の皆様が県ターゲット・バードゴルフ協会や支部協会の加盟を御希望される場合には、加盟の手続であるとか、団体運営の相談、協会への橋渡しなどの支援を丁寧に行ってまいりたいと考えておりますので、是非一度、御相談いただければと考えております。
県といたしましては、これらの支援を通じまして愛好家の団体が協会に加盟し、地域での参加者をより増やし、活動の幅が広がるよう後押ししてまいります。
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