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掲載日:2025年3月27日

令和7年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(横川雅也議員)

地元問題について-吉見町大和田地区の産業誘導地区周辺の安全対策について-公的開発による周辺への影響と安全確保策について-

Q 横川雅也 議員(自民)

2月4日に行われた第258回埼玉県都市計画審議会において、吉見町大和田地区の区域区分の変更に関する審議が行われ、可決されました。吉見町内における企業立地需要の高まりにより新たな産業基盤が必要とされていることや、県企業局が施行する公的開発により計画的な市街地整備の実施が確実であるため、今後は必要な手続を踏みながら本格的な産業誘導へ向けた開発が進められる見通しとなっております。
一方で、こうした開発が行われれば、開発に伴う車両の通行や立地企業の関係車両や働く方々の通勤車両などで、開発区域周辺の交通事情は大きく変化することが容易に予測できます。担当者からは、事業化へ向けた調査の中で、開発行為の影響による周辺への交通量増加の見込みや、安全性の確保のための交通安全施設整備の必要性などを警察とも調査、協議を行いながら準備を進めているとの説明がありました。
しかし、近隣住民などからは、この開発区域周辺への交通の安全性がどのように確保されるのか、どのような変化があるのか、不安視される声が上がっているのも確かです。大きな開発行為があれば見込みを超えた影響が生じていることは、各地の事例を見ても明らかです。
そこで、伺います。
ア、公的開発による周辺への影響と安全確保策について。
事前に行われた交通量等の開発による周辺への影響を見る調査では、県道鴻巣川島線からのアクセスには、交差点の改良等周辺整備の必要性はないとの判断がされたとのことですが、これらの調査結果は近隣住民への不安を解消できるものなのでしょうか。施行主として開発区域周辺に与える影響をどのように分析し安全を確保する方針なのか、公営企業管理者に御見解を伺います。

A 坂東博之 公営企業管理者

企業局の産業団地整備は地元自治体との共同事業で行っております。企業局が造成工事や企業募集などを行い、吉見町は地元調整や開発区域外の公共施設整備などを担います。
企業局では団地整備に先立ち、開発に伴う交通量の周辺への影響を調査しております。
その調査結果を基に、吉見町や関係機関と、産業団地に出入りする車両の通行するルートにおける交差点改良の必要性などについて協議をしてまいりました。
その結果、住民の安全と円滑な周辺交通を確保するため、大型車は近隣の集落を経由しないで県道鴻巣川島線に接続できるルートを設定したところでございます。
これにより、周辺住民の安全や円滑な周辺交通が確保できるものと分析しております。
また、吉見町は住民の方々に産業団地開発の概要をお知らせするため、説明会を3回開催しております。
企業局におきましても、今後、吉見町とともに工事に関する住民説明会を行う予定でございます。
その中で、交通量などの調査結果や関係機関との協議経過、設定した大型車の通行ルートなどを説明するとともに、工事業者や立地企業に対してはこのルートの通行の徹底を求めていくことなどをお伝えし、住民の方々の不安解消に努めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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