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掲載日:2025年3月26日
Q 田並尚明 議員(民主フォーラム)
全国的に教員不足が深刻化する中、本県においても例外ではなく、代替教員の補充が追いつかない現状が続いています。昨年は県内の中学校において代替教員の補充ができず、定期テストの実施が困難になったり、2週間にわたり自習が続いたとの報道もありました。
この教員不足の問題は、児童生徒への影響のみならず、在籍する教員の負担増にもつながり、これも長時間労働の大きな要因となっています。
本県は、このような状況を解消する一つの方策として、ペーパーティーチャー(教員免許を持っているが教員として働いてない人)の活用や、小・中学校においては今年度から希望する学校への非常勤講師の配置などの取組を進めています。
そこで、これらの施策により実際に教員の確保がどの程度進んでいるのか、その成果と課題をどのように捉えているのか、現状と今後の方向性について、教育長の御所見をお伺いいたします。
A 日吉亨 教育長
取組の成果ですが、ペーパーティーチャーセミナーの参加者は令和4年度の187名から令和6年度は273名に増加しました。
令和6年度実施のセミナーで登録した137名のうち、31名を任用しており、残り106名についても、令和7年度の任用につながるよう努めてまいります。
また、臨時的任用教員を速やかに採用できない場合に措置する非常勤講師は、令和7年2月現在、小・中学校に87名を配置しております。
一方で、教員不足が解消していない状況は、更に力を入れて取り組むべき課題として認識しております。
今後は、セミナーにおいて、現職教員との懇談なども取り入れ、採用後のサポートに対する不安などを解消することで登録者の増加につなげてまいります。
また、非常勤講師については、必要に応じて複数配置するなどの工夫をしてまいります。
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