埼玉県議会 県議会トップ画像

本会議及び予算特別委員会の生中継・録画中継をご覧になれます。

会議録の内容を、検索したい言葉や発言者などで検索できます。

ここから本文です。

ページ番号:260222

掲載日:2024年10月23日

令和6年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(高橋稔裕議員)

埼玉農業を応援する-イネカメムシを退治する-大量発生による被害の状況について-

Q 高橋稔裕 議員(自民)

イネカメムシは稲の穂が出始めた頃、その穂を吸い、でき上がる米を黒く変色させるなど品質を悪くし、収量を落とします。
暖冬の影響や品種がまちまちで防除しにくくなったことなどより、本年は大量発生しました。一昨年頃から発生していることが確認され、昨年、今年と大量発生、単価も収量も下がり、稲作農家に大打撃を与えています。1反10アール当たり、ふだん8俵を取れるところ、四、五俵しか取れないような状況もあるそうです。半減です。
広域自治体として収量、品質、収入面への被害を把握しておりますでしょうか。農林部長にお尋ねします。

A 横塚正一 農林部長

イネカメムシについては、暖冬の影響で越冬個体数が例年よりも多く、稲への被害が予想されていました。
このため県では、予察注意報を発表するとともに、効果的な防除方法のホームページへの掲載やチラシの配布などを通じて、生産者に対して継続的に情報発信を行い注意喚起してきました。
本年度の発生状況は、最も発生の多かった県東部地域においては、8月末時点で前年比約7倍の頭数が確認されています。
被害状況については、生産者やJAへ聞き取りを行っており、発生程度には地域差がみられるものの、稲穂が出た以降に適切な防除を行ったほ場では被害が少なく、おおむね平年並みの収量、品質が得られたことを確認しております。
一方で、防除をしなかったほ場では、収量が例年の5割程度になってしまった事例や、米に着色が見られ、農産物検査で等級を落とした事例もあると聞いております。
今後も稲の刈り取りが続くため、生産者やJA等への聞き取り調査などにより、被害の把握に努め、今後の対策に生かしてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?