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掲載日:2023年10月13日
人材育成・文化・スポーツ振興特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「人材育成、教育改革、文化及びスポーツの振興に関する総合的対策」でありますが、今回は、「文化の振興について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「障害者アートオンライン美術館について、アート活動の自立に向けた支援と、実際の作品に結び付ける取組について、どのようなことを行っているのか。また、誰でも気軽に楽しめるように、障害者にとって分かりやすいホームページにする必要があると考えるがどうか」との質問に対し、「自立に向けた支援としては、作品の購入やリース、デザイン利用につながるように、企業や経済団体に向けたPRなどを行っている。実際の作品に結び付ける取組としては、毎年さいたまスーパーアリーナで開かれるロックフェスや県内各市の公共施設での作品展示、県立近代美術館で行われた『県展』に合わせた展示などがある。また、ホームページについては、文字サイズや背景色を障害者へ配慮した設定としているほか、音声読み上げ機能を備え、また、作品の創作過程を字幕を交えた動画で紹介するなどしている。今後も障害者にとって見やすいホームページになるよう工夫していきたい」との答弁がありました。
次に、「県立近代美術館には、現在収蔵品がいくつあり、それはただ収蔵するだけでなく、県民の目に触れてもらうためにあるのか。また、様々な企画展やそれ以外で、収蔵品はどのように活用されているのか」との質問に対し、「およそ4,000点の収蔵品があり、その目的は県民に見ていただくことである。また、収蔵品は企画展での展示に加え、常設展での展示や、教育普及活動でも活用している。今後も、機会を見つけて展示をしていきたい」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「人材育成、教育改革、文化及びスポーツの振興に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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