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ページ番号:200724
掲載日:2024年7月4日
Q 日下部伸三 議員(自民)
私の病院では幸い院内感染の発生はないのですが、約750名の職員のうち4名の陽性者が出ました。
この4名は御家族から、あるいは外勤先での感染なのですが、そのうち2人は何の症状もありませんでした。
新型コロナのやっかいなところは、陽性者の3人に1人は無症状という点であります。
無症候性キャリアからの感染を防止するという意味では、中国が行った武漢市990万人、北京市1,188万人、石家荘市1,000万人などの全市民対象の大規模PCRは、感染が鎮静化している結果を見ても医学的にも正しいと思います。
新型コロナを収束させるには首都圏一都三県、全住民のPCR検査を実施するか、アンド、オアでワクチン接種率を集団免疫が獲得される60パーセントにもっていくしかないと考えますが、保健医療部長の見解を伺います。
A 関本建二 保健医療部長
新型コロナウイルスの感染を収束させるには、1人でも多くの方にワクチンの接種を受けていただくことが何より重要と考えます。世界で最も接種が進んでいるイスラエルでは、16歳以上の国民の約8割が接種を終え、1日の新規感染者が平均で12人まで減少したと報道されています。
ワクチン接種は、現在7月末までの高齢者の接種完了に向けて、医療機関の皆様には大変な御尽力をいただいております。
6月17日までに確認した時点で、医療従事者、高齢者などの合計で994,248人が1回目の接種を終えており、これは12歳以上の県民の14.8パーセントに相当いたします。
各市町村ではそれぞれ接種目標を定めておりますが、平均すると71.3パーセントとなり、この目標が達成されれば新規感染者の大幅な減少が期待されます。
県では、市町村の定めた接種目標の達成に向け、まずは高齢者接種において県医師会と協力して接種医療機関の掘り起こしを行ったほか、県自ら集団接種会場の運営を通じて市町村接種を補完し、1人でも多く、1日でも早く、ワクチン接種が進むよう取り組んでまいります。
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