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掲載日:2019年6月26日
Q 大嶋和浩議員(県民)
本県は、727万県民を擁する全国でも人口の多い県であり、それとともに企業活動などが大変盛んであり、県民の移動手段や企業活動の交通手段として、自家用車やバス、大型輸送車などの交通量が極めて多い状況にあります。加えて、昨年県内では圏央道の県内全区間が開通したほか、国道17号上尾道路のⅠ期区間開通など、県内の通過交通量は大きく増大をしております。このような状況下において、県警察では、交通の安全と円滑を図るため、道路標識や道路標示などの交通安全施設の維持管理について、大変御苦労をいただいているものと認識しているところでもあります。
しかしながら、例えば県民に最も身近な横断歩道を見ますと、標示が著しく摩耗したものや、線の引き直しをしていただいたものの中には横幅がやや短めのものも散見をされ、安全な道路横断の危険性が心配されるとの声もお預かりしております。
そこで、お尋ねさせていただきますが、県警察では、摩耗した横断歩道等をどのように掌握をされているのか。また、その把握をした横断歩道等の維持補修をどのように進めているのか、改めてその方針等を警察本部長にお尋ねをさせていただきます。
A 貴志浩平 警察本部長
横断歩道の摩耗の把握に関しましては、警察官による随時の点検や県民の皆様からの御意見、御要望によるほか、通学路におきましては、通学通園児の安全確保の観点から全国交通安全運動に合わせて一斉点検を行い、実態の把握に努めております。
また、補修にあたりましては、交通量により摩耗の程度が大きく異なることから、きめ細かく調査をし、全面補修のほか磨耗の著しい箇所だけを補修する部分補修を行っております。
このほか、横断需要や道路幅員等を踏まえ、安全上支障が生ずることのない箇所については、横幅を4メートルから3メートルに縮小するなどして、予算の効率的な執行に努めているところであります。
県警察におきましては、子供や高齢者の利用実態や通勤、買い物客等の横断需要を踏まえ、危険性の高い箇所を優先に毎年要望箇所の7割から8割の補修を行っているところでありますが、交通安全上支障が生じることのないよう適切な維持管理に一層努めてまいります。
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