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掲載日:2019年6月26日
Q 大嶋和浩議員(県民)
私の居住している熊谷市を含む北部地域は、都心から50キロから80キロ圏内にあり、人口は約51万人であります。北部地域には、熊谷スポーツ文化公園などのスポーツ施設、寄居玉淀水天宮祭など個性豊かな祭りや文化、肥沃な土壌に恵まれた農産物など、多くの地域資源があります。また、関越道にもアクセスしやすく、さらにはJR熊谷駅や本庄早稲田駅は新幹線の停車駅になっているなど、交通の利便性も高まってきております。熊谷市は、平成31年に開催されますラグビーワールドカップ2019大会の会場となっておりますが、これをチャンスと捉え、北部地域の魅力や活力を更に高めることも大切だと考えます。
そのための一つの方策でございますが、北部地域の地方創生や地域活性化の取組は、各市町がそれぞれ単独で取り組むよりも、同じ課題を抱える北部地域の自治体が連携して取り組み、あるいは隣接している群馬県の自治体と連携することも有効であろうと考えております。
そこで、こうした近隣市町との連携事業について、これまでどのように取り組まれたのか、また、今後どのようにしていこうと考えておられるか、企画財政部長にお尋ねをいたします。
A 中原健一 企画財政部長
県では、地域の市町村が共通の課題を話し合う場として、平成27年から地域振興センター単位で「地域の未来を考える政策プロジェクト会議」を開催しております。
北部地域ではこれまで8回開催し、若者の定住促進を図るため、ラグビーワールドカップを契機に地域の魅力を高めることや、就職支援などについて議論を重ねてきました。
この結果、これまで熊谷市、深谷市の小学校で実施されてきたタグラグビー教室を、今年は北部地域の市町、全ての小学校で開催し、ラグビーのまちづくりの機運醸成を図ることとしております。
県としても、今年度創設した「彩の未来地域連携事業」により、タグラグビーの講師派遣に協力し、連携を支援してまいります。
また北部地域の市町は、本年3月に「埼玉県北部地域地方創生推進協議会」を設立し、空き家バンクや就職支援などの事業を広域的に実施することとしております。
地域連携のモデルとして、県はふるさと創造資金により支援しているところでございます。
さらに観光振興では、群馬県の市町村との連携として、6月9日には、熊谷、深谷、本庄の3市と富岡市など群馬県の4市町とが、「上武絹の道運営協議会」を設立したところでございます。
県としては、今後とも県内市町村の広域的連携を積極的に支援してまいる考えでございます。
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