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掲載日:2023年1月11日

環境科学国際センター研究課題(水環境担当/R4~R6)

浮遊細菌を介した未知の窒素動態が淡水圏の窒素循環に与える影響

(水環境担当:渡邊/(独)日本学術振興会:科学研究費助成事業:基盤研究(C):<代表>:R4~R6)

 河川から高頻度に検出される浮遊細菌のFlavobacterium属細菌が、有機態窒素をアンモニア性窒素に変換(アンモニア化)していることを発見しました。これは、淡水圏に生息する浮遊細菌が無機栄養塩の供給源として重要な役割を担っているとともに、淡水圏の生態系に、これまで知られていなかった浮遊細菌を介した未知の窒素循環プロセスが存在することを意味します。
 本研究では、アンモニア化の能力を持つ浮遊細菌の特定とその機構の解明、アンモニア化の能力を持つ浮遊細菌の現存量の算定、浮遊細菌を介した窒素の動態及び物質収支の全容解明について研究を進め、それらが地球環境に与える影響を推計することを目的とします。

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環境部 環境科学国際センター 研究企画室

郵便番号347-0115 埼玉県加須市上種足914 埼玉県環境科学国際センター

ファックス:0480-70-2031

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