環境科学国際センター > 試験研究の取組 > 研究課題 > 令和3年度研究課題一覧 > 令和4年度研究課題(水環 R04-R06 浮遊細菌を介した未知の窒素動態が)
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掲載日:2023年1月11日
河川から高頻度に検出される浮遊細菌のFlavobacterium属細菌が、有機態窒素をアンモニア性窒素に変換(アンモニア化)していることを発見しました。これは、淡水圏に生息する浮遊細菌が無機栄養塩の供給源として重要な役割を担っているとともに、淡水圏の生態系に、これまで知られていなかった浮遊細菌を介した未知の窒素循環プロセスが存在することを意味します。
本研究では、アンモニア化の能力を持つ浮遊細菌の特定とその機構の解明、アンモニア化の能力を持つ浮遊細菌の現存量の算定、浮遊細菌を介した窒素の動態及び物質収支の全容解明について研究を進め、それらが地球環境に与える影響を推計することを目的とします。
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