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掲載日:2023年1月13日
川嵜 幹生 かわさき みきお
所属・職名
資源循環・廃棄物担当 担当部長
専門学問(環境)分野
廃棄物工学
関心のある研究テーマ、 今後の抱負
一般廃棄物・産業廃棄物の適正処理の推進
学位
博士(地球環境科学)(北海道大学大学)
経歴
1999年 北海道大学大学院博士後期課程修了
1998年8月~2001年1月 静岡大学理学部(研究機関研究員)
2001年2月~2001年3月 北海道大学工学部( 研究機関研究員)
2001年4月~2003年3月 産業技術総合研究所(NEDO養成技術者)
2003年4月~現在 埼玉県環境科学国際センター 資源循環・廃棄物担当
所属学会
廃棄物資源循環学会、日本分析化学会
センターにおける調査・研究テーマ
自主研究事業
- 循環型社会における埋立廃棄物の安定化評価に関する研究(平成27~29年度)
- PRBシステムを応用した廃棄物最終処分浸出水の場内浄化システムの構築(平成19~23年度)
行政令達事業
- 廃棄物の山の撤去・環境保全対策事業
- 環境産業へのステージアップ事業
外部競争的資金による研究
【研究代表】
- 不燃ごみに混入する化粧品、医薬品等の残存内容物量の把握と埋立地管理への影響(文科省科研費基盤研究(C)/平成27~29年度)
- 一般廃棄物不燃・粗大ごみの適正処理に関する研究(環境省環境研究総合推進費補助金/平成23~25年度)
- 建設廃棄物破砕残さからのアスベスト濃縮手法の構築(文科省科研費基盤研究(C)/平成20~22年度)
外部との共同研究
- ベトナムにおける建設廃棄物の適正管理と建廃リサイクル資材を活用した環境浄化およびインフラ整備技術の開発(地球規模課題対応国際科学技術協力事業/平成29~35年度)
- プラスチック等が混入した弾性廃棄物地盤の力学及び環境特性に関する研究(環境研究総合推進費/平成26~28年度)
- 不法投棄等現場の堆積廃棄物の斜面安定性評価(環境研究総合推進費/平成23~25年度)
- 中間処理残さ主体埋立地に対応した安定化促進技術の開発(環境研究総合推進費/平成23~25年度)
- アスベスト含有建材の選別手法確立と再生砕石の安全性評価に関する研究(環境研究総合推進費/平成23~25年度)
- 最終処分場におけるアスベスト廃棄物の安全性評価手法の開発(廃棄物処理等科学研究費/平成18~20年度)
研究業績
総説・解説
- 川嵜幹生:一般廃棄物不燃・粗大ごみの適正処理に関する研究、生活と環境、Vol.62,No.2,pp.60-65、2017.
- 川嵜幹生:混合廃棄物処理における機械選別について、廃棄物資源循環学会誌、Vol.27,No.5,pp347-354、2016.
- 川嵜幹生:使いかけの化粧品はどのように捨てていますか~捨て方と適正処理~、循環とくらし、第6号、pp.50~55、2015.
- 川嵜幹生:廃棄物処理法の役割と適正処理の推進、廃棄物資源循環学会誌、Vol.25,No.6,pp.413-419,2014.
- 川嵜幹生:使用済み化粧品・医薬品・医薬部外品の処理処分の現状と課題、廃棄物資源循環学会誌、Vol.25,No.3,pp.165-172,2014.
- 川嵜幹生、磯部友護、鈴木和将、渡辺洋一、花田隆、武田準一、生田考:一般廃棄物不燃・粗大ごみの適正処理に関する研究(その4)―資源化の促進及び埋め立て量削減への方策について―、都市清掃、第67巻、第319号、p.248~252、2014.
- 川嵜幹生、磯部友護、鈴木和将、渡辺洋一、小野雄策:一般廃棄物不燃・粗大ごみの適正処理に関する研究(その3)―不燃ごみ中の廃電化製品調査―、都市清掃、第66巻、第313号、p.260~264、2013.
- 川嵜幹生、磯部友護、鈴木和将、渡辺洋一:一般廃棄物処分場の現状と課題、廃棄物資源循環学会誌、」Vol.23,No.5,p.366-372,2012.
- 川嵜幹生、磯部友護、鈴木和将、渡辺洋一:一般廃棄物不燃・粗大ごみの適正処理に関する研究(その1)及び(その2)、都市清掃、第65巻、第307号、p.237~248、2012.
- 川嵜幹生、堀口浩二:埼玉県の事業系ごみ削減対策、都市清掃、第63巻、第296号、p.327~247、2010.
- 磯部友護、川嵜幹生、香村一夫(2016)電気探査による埋立地内部の可視化技術の紹介、廃棄物資源循環学会誌、27(1)、49-56
- 磯部友護、甲斐充、山地由記、川嵜幹生(2007)小野雄策物理探査法を用いた産業廃棄物不法投棄現場の調査事例、廃棄物学会誌、18(6)、338-344
書籍
- 山田正人・関東処分組(2016)、廃棄物最終処分場のための現場調査法、サムハウパブリッシング
埼玉県環境科学国際センター報
- 長森正尚・川嵜幹生・長谷隆仁・磯部友護・渡辺洋一・倉田泰人(2006) 埼玉の廃棄物管理と研究支援、6、87-113.
国際学会プロシーディング
【筆頭】
- M. Kawasaki, K. Suzuki, Y. Isobe, Current conditions and problems about how to dispose of toiletries waste and medicine waste in Japan, Proceedings of the 9th Asia – Pacific Landfill Symposium, P-10 (2016)
- M. Kawasaki, Y. Isobe, K. Suzuki, Y. Watanabe, A study on the proper treatment of incombustible municipal solid waste, Proceedings of the 3R International Scientific Conference on Material Cycles and Waste Management, A-122 (2014)
- M. Kawasaki, Y. Isobe, Concentration method of asbestos inrecycle residue of construction waste, Proceedings of the 7th Asian Pacific Landfill Symposium, P21-570-574(2012)
【共著】
- Y. Isobe, M. Kawasaki, A. Makuuchi, Y. Matsukuma, S. Takakura, Resistivity imaging of water saturation condition inside a landfill using geophysical survey, Proceedings of the 9th Asia – Pacific Landfill Symposium, P-9 (2016)
- Y. Isobe, M. Kawasaki, K. Suzuki, Y. Watanabe, A study on proper treatment of noncombustible waste in MSW in Japan, Proceedings of the 7th Asian PacificLandfill Symposium, P35-637-641(2012)
招待講演
- 現場調査と対策事例、平成24年度産業廃棄物処理等技術研修会(中四国地区)
- 不法投棄現場における現場調査法、現場修復法、平成21年度産業廃棄物処理等技術研修会(中四国地区)
- 不法投棄現場における現場調査法、現場修復法、平成20年度産業廃棄物処理等技術研修会(中四国地区)
表彰等
平成23年 廃棄物資源循環学会奨励賞受賞
平成23年 第22回廃棄物資源循環学会研究発表会 優秀ポスター賞
平成26年 第25回廃棄物資源循環学会研究発表会 優秀ポスター賞
平成28年 The 9th Asia-Pacific Landfill Symposium APLAS Hong Kong 2016, Best Poster Award
社会的貢献・活動
越谷市廃棄物減量等推進審議会委員(越谷市/H29~)
新施設建設等検討委員会委員(鴻巣行田北本環境資源組合/H26~28)
APT(アスベスト技能試験)実行委員会委員((一社)日本環境測定分析協会/H26~)
建築物石綿含有建材調査者講習運営委員会講師((一社)日本環境衛生センター/H26~)
市町村等による廃棄物処理施設整備の適正化推進事業検討委員会委員(環境省/H26~27)
小型電子機器等リサイクルシステム構築実証事業(再資源化事業者提案型)選定委員会委員(環境省/H26~27)
再生砕石を製造している中間処理施設自主基準策定委員会委員((社)埼玉県産業廃棄物協会/H23)
講習会テキスト作成ワーキング・グループ((財)日本産業廃棄物処理振興センター/H22)
廃石綿等の埋立処分基準に関する検討委員会委員(環境省/H21~H22)
独立行政法人 国立環境研究所 客員研究員(H17~)