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掲載日:2024年3月4日
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丸形(リュウキンなど)のキンギョ魚では、冬など水温の低い時にしばしばあります。春先、水温が高くなってきた時期(3月下旬以降)に時々見られるような症状ならば、何もしなくても短期間で治ります。また、水槽の水が流れるような状態をつくってやると効果的です。長い期間続くようでしたら、冬ならばヒーターなどで水温を20℃位まで温めてみてください。魚の体にスレ傷ができていたら、薬浴(やくよく)(観賞魚用エルバージュなど)をすすめます。
キンギョの病気はいろいろあり、病気等の種類によって治し方が異なります。
電話で相談する場合や病気の魚を持ち込んで相談する場合には、次のことを調べておいてください。
すぐに別の水槽に親のキンギョを移すか、キンギョの子供をやわらかい手網ですくって移してください。
キンギョ子供の餌付けですが、固くゆでた卵の黄身を少量(小指の先くらいの大きさ)をガーゼなどで包み、水の入ったカップの中でもんで、スポイトなどで吸い上げ水槽に少量ずつ与えてください(7~10日)。大きくなれば市販の粉末のエサに切り替えます。
産卵の前の行動で、産卵が終わるまで続きます。水草などを入れ産卵の準備をしてください。オスとメスを別の水槽で飼育する方法もあります。
雨水が溜まる容器(火鉢など)にホテイアオイを浮かべ、オスとメスのメダカを入れるとホテイアオイの根に産卵します。そのままでも良いですが、卵を別の水槽で飼えば効率よく増殖出来ます。
生きたエサとしてはワムシやミジンコなどを与えます。近くに池や沼がある場合はストッキングなどで作った網で採取できます。また、ブラインシュリンプの卵をふ化させたもので代用できます。これらが入手できない場合は固くゆでた卵の黄身を少量(小指の先くらいの大きさ)をガーゼなどで包み、水の入ったカップの中でもんで、スポイトなどで吸い上げ水槽に少量ずつ与えてください(7~10日)。大きくなれば市販の粉末エサに切り替えます。
ペットボトルなどに塩水(2~3パーセント)を作り、ブラインシュリンプの卵を入れます。水温を26℃程度に保ち、エアーポンプで空気を送り1昼夜培養すればふ化します。
寄生虫が原因で、二次的に細菌感染したものと考えられます。抗菌剤(観賞魚用エルバージュなど)で薬浴(やくよく)をしてみてください。人体に影響する金魚の寄生虫は、報告されていません。
容器に田んぼや池底の土にケイフン(園芸用)を少量まぜ、水を入れて放置しておきます。気温によっても異なりますが、2週間程度で発生してきます。
昼と夜の温度差が大きいと発生しやすくなります。発生した場合は、飼育水温を29℃にし1週間程度様子を見ます。または、キンギョを水槽から出し、水槽やろ過水槽を10%の食塩水に付けた後よく洗い流し、きれいな水を入れます。一方5%の食塩水を作り、その中に金魚を短時間(30秒程度)漬け、別な容器に移します。水槽の準備が出来たら、金魚を戻して様子をみてください。
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