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掲載日:2024年1月25日
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自然の残るさいたま市では、水辺に鴨が飛来します。可愛らしいつがいの姿。
でも、くわいにとっては害鳥なのです。
冬から春にかけて、収穫の際こぼれたくわいを探す鴨の姿を見かけます。鴨のおかげで、昨年取り残したくわいがすべてきれいになくなってしまう田んぼもあるそうです。
一番の被害は、植え付けたくわいを引き抜いて食べてしまうこと。鴨が田んぼに入らないよう、種芋を植え終わるとすぐに網をかけます。夜には鴨がやってきて、被害を受けてしまうからです。
糸と防鳥網とパイプで作ります。田んぼの周囲にパイプを立てた後、網をのせるために糸を引いていきます。昔は、糸だけで鴨よけをしていたそうです。
向こうとこちらで引っ張ります。糸を張る人、運ぶ人、3人がかりで張っていきます。
上から入られないように防鳥網を張り、周囲にも網を張っておきます。くわいの芽が出揃い、管理作業に入るまでの数週間、網のお世話になります。
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