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掲載日:2024年3月28日
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秩父地方には古くから地域の中で栽培されてきた独自の野菜があります。いつの頃から栽培されてきたのかよく分からない野菜もあります。そんな地場野菜の中から代表的な種類を紹介します。
中津川芋
中津川芋は秩父市大滝で作られています。日露戦争の時に極東ロシアに抑留されていた秩父市大滝出身の兵士が持ち帰ったといわれています。肥料を与えずに作るため、5cmくらいの小さな芋になります。標高の低い所で作ると大粒になり、皮の赤色が淡くなってしまうと言われています。
中津川芋田楽
中津川芋を使用した味噌田楽です。秩父市大滝の特産品で、民宿等で味わうことができます。
大滝いんげん
秩父市大滝で昔から作られている地いんげんです。幅が広くて大型の莢で、さやいんげんとして食べます。非常にやわらかくて甘みがあります。秩父市大滝の直売所で9月から10月にかけて購入できます。
秩父路ネギ
秩父で古くから栽培されているねぎで、土が硬い所に適するために白身の部分が短く、緑の葉が長い形です。肥よくな土で作られているために、煮ても、焼いても軟らかくなり、大変甘いねぎです。
さつまいも太白
この芋は長紡錘型で、皮色は紅色、肉色が白色、蒸すと粘質でねっとりしていて甘みが強いのが特徴です。戦前から戦後にかけて関東地方で多く栽培された品種ですが、現在、全国での栽培は少なく、幻のサツマイモとなっています。秩父市の農家が作り続けている太白を秩父の特産にするため、平成18年に組合を設立して作付けを拡大しました。
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