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掲載日:2024年10月23日
Q 鈴木まさひろ 議員(自民)
近年、気候変動の影響により大雨や台風による災害が頻発し、被害の規模はますます拡大しています。特に、令和元年東日本台風では、本県でも記録的な大雨となり、入間川流域では氾濫が発生し、多くの地域が深刻な被害を受けました。さらに、先般の能登半島豪雨では、記録的な大雨により河川の氾濫や土砂崩れが相次ぎ、甚大な被害が発生しました。
この災害は住宅や交通インフラにも大きな損害をもたらし、その破壊力は想像を超えるものでした。このような異常気象が全国各地で頻発する中、徹底した対策の重要性を改めて痛感いたします。
被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一刻も早い復旧と復興をお祈り申し上げます。
気象庁のデータによると、時間雨量50ミリ以上の大雨の発生頻度は過去20年で約2倍に増加しており、私の地元熊谷市においても住民の皆様の間で豪雨による災害への不安が高まっています。平成29年の台風第21号では、熊谷市南部を流れる一級河川和田吉野川が氾濫し、浸水被害も発生しました。このような事態が再び繰り返されることのないよう、早急な治水対策が不可欠です。
そこで、和田吉野川の改修について事業の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長に伺います。
A 吉澤隆 県土整備部長
和田吉野川では、一級河川和田川との合流点から熊谷市成沢地内の一級河川起点までの約7.3キロメートル区間において、河川整備を進めています
これまでに、下流から順次改修工事を進め、和田川との合流点から吉岡中学校付近までの約1.9キロメートル区間の整備が完了しています。
令和6年度は、中学校付近の130メートル区間の河道拡幅工事を進めるとともに、その上流の改修に向け、取水堰の管理者である大里用水土地改良区との調整を進めてまいります。
引き続き、地元市や関係機関と調整を図りながら、治水対策を着実に進め、浸水被害の軽減に努めてまいります。
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