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掲載日:2024年10月23日
Q 木下博信 議員(自民)
県の目標では2029年までに受動喫煙ゼロとなっておりますが、これを進めるために今年度予算を3,350万円と前年より倍増にされていますが、その執行状況はどうなっているでしょうか。もう2029年に向けては、今年度のこの予算をちゃんと執行して、市町村に分煙環境をしっかりと用意させていくことが必要だと思いますが、現在の執行状況と、今年度中にそれを達成するために何を行うのか、お答えをお願いいたします。
A 表久仁和 保健医療部長
県では、駅周辺や公共の場における受動喫煙防止対策を推進するため、令和元年度から、市町村が受動喫煙防止対策を積極的に行う区域を認証し、分煙目的の屋外喫煙場所の整備に対する補助制度を設けております。
議員御指摘のとおり、市町村に十分に活用していただけない状況が続いておりました。
このため、市町村から個別に意見を伺い、この補助制度を活用しやすくなるよう令和6年度に制度の見直しを行いました。
これまで、新たな制度を市町村に対し丁寧に説明し、併せて補助申請の意向を確認しております。
現時点で、川口市及び久喜市がこの制度を活用し、主要な駅周辺に屋外喫煙場所を整備することとしております。
また、市町村が抱える受動喫煙対策の課題などのアンケートを実施し、その結果を共有するとともに、担当職員と課題解決の方法などについて意見交換会を実施しました。
同時に、この補助金の活用について改めて働きかけを行ったところです。
今後、喫煙場所の設置に関心を示した市町村に対し個別に働きかけるとともに、市町村と連携しながら、県内における望まない受動喫煙防止の推進に向け取り組んでまいります。
再Q 木下博信 議員(自民)
倍増の3,350万円をもって頑張ってきて、川口市と久喜市という今お答えでしたが、これでは全く執行残が残ってしまう流れだと思います。この後半に、もっとしっかりとこれを全部予算として実現していくことを考えると、関心を持った市町村に働き掛けるだけではなく、さっきの質問と逆になりますが、財源措置をしているものなのですから、これは関心がなくても市町村に積極的に働き掛けて、完全な分煙環境をつくるための県の努力が必要かと思いますが、その辺についてのお考えをお聞かせください。
再A 表久仁和 保健医療部長
議員御指摘のとおり、まずは、意向がある市町村に積極的に働きかけるとともに、設置意向のない市町村に対しても粘り強く説明を繰り返して、この補助金を活用されるよう努めてまいりたいと考えております。
再々Q 木下博信 議員(自民)
努めてまいりたいというお答えで、やっぱり過去の実績で1,600万取っていて、3年間、800万、ゼロ、ゼロと。今年は3,350万、今の2市。努めてまいりたいという思いだけでは、届かない気がします。もっと具体的にどう頑張っていくのか、思いをお答えください。
再々A 表久仁和 保健医療部長
今年度、補助金の活用がしやすくなるよう制度の見直しも行ったところでございます。
そういったことも踏まえて、改めて各市町村に対して粘り強く説明をしてまいりたいと考えております。
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