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掲載日:2023年12月22日
危機管理・大規模災害対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」でありますが、今回は、「消防力の充実・強化について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「本県においても、消防団員数の減少が顕著であるが、団員数が充足している地域ではどのような取組を行っているのか」との質問に対し、「例えば、大学がある市町村では、大学と連携し、体育会の部員に、特定の活動に絞った取組を行う機能別団員となっていただき、卒業の際には後輩に引き継いでいただくなど、継続的に定員の充足を図っている。また、企業との連携も考えられるため、このような事例等を各市町村と情報共有し、有効な取組につなげていきたい」との答弁がありました。
また、「防災ヘリコプターの運航について、過去に隊員の尊い命が奪われた事故が発生しているが、県民の命を救うためには隊員の安全を確保することは非常に重要であり、そのための安全対策にしっかりと取り組んでいくべきと考えるがどうか」との質問に対し、「後部ローターの接触により墜落事故となった教訓を踏まえ、後方確認を行う人員を配置したほか、訓練体制を充実させてきた。県民はもちろん、隊員の命を守ることも大変重要であるため、今後もしっかりと対応していく」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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