トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和5年12月定例会 > 令和5年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 > 12月13日(水曜日) > 小早川一博(公明) > 令和5年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(小早川一博議員)
ここから本文です。
ページ番号:247184
掲載日:2023年12月28日
Q 小早川一博 議員(公明)
高次脳機能障害者とその家族向けのピア・カウンセリング事業では、相談応対と情報提供を通じて当事者が自己解決できるようサポートしています。家族会への参加者や相談者が増加傾向にありますが、西部地域においては適切なサポート体制の整備が進んでいないとの声が寄せられています。このような状況を踏まえ、県内全域で十分なサポート体制を整備すべきだと考えますが、福祉部長の見解を伺います。
A 金子直史 福祉部長
高次脳機能障害は外見から分かりにくく、周囲の理解を得られにくい障害であることから、当事者やその家族に対して、同じ立場で寄り添い、悩みを共有しながらサポートしていく必要がございます。
県では、当事者やその家族がカウンセラーとなって相談を受けるとともに、交流の場を提供するピア・カウンセリング事業を当事者団体に委託して実施しています。
高次脳機能障害者支援は、実施する地域によっては市町村の理解や協力に差があり、会場の確保などがスムーズにいかないという話も聞いております。
今後、当事者やその家族が、地域的な偏りなく支援を受けられるよう、必要に応じて公共施設等の会場確保などに協力し、県内各地域で市町村と協力して事業が円滑に実施できるよう県も支援してまいります。
また、高次脳機能障害者支援は、他の障害分野に比べると新しい課題であることから、説明会などを通じて市町村への理解を深めるとともに、関係団体と連携を密にして、サポート体制の充実を図ってまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください