トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和3年9月定例会 > 令和3年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 > 9月30日(木曜日) > 山本正乃(民主フォーラム) > 令和3年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(山本正乃議員)
ここから本文です。
ページ番号:205714
掲載日:2024年10月17日
Q 山本正乃 議員(民主フォーラム)
昨年から続く新型コロナウイルス感染症対策として、学校現場では分散登校やオンラインによる授業などが実施されています。先週、保護者の方々からオンラインで授業を受けた際の出欠について御意見をいただきました。新型コロナウイルス感染症に対する不安によりオンラインで授業を受けたいものの、無理をして登校している児童生徒がいるそうです。その理由は、オンラインで授業を受けた日は欠席扱いにはしないとの知らせはあったものの、実際は忌引と同じ出席停止扱いになるので、とのことでした。特に中学校3年生の保護者からは、進学に際して不利益を受けるのではないかと心配の声が寄せられています。
文部科学省では、出席停止の扱いによって高校入試で生徒に不利益が生じないように、9月10日に通知を出しています。埼玉県教育委員会として県内教育委員会にどのような対応をされているのか、また教育長はこの件に関してどのようにお考えなのか、お伺いいたします。
A 高田直芳 教育長
議員御指摘のとおり、9月10日に文部科学省から新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた高等学校入学者選抜における配慮等に関する通知が出されております。
通知では、高校入試の調査書において出席日数などを記入する欄を設け、出席停止等の記載を求めている場合でも、そのことをもって入学志願者が不利益を被ることがないよう求めております。
県では、国の通知を受け、埼玉県公立高校入試の調査書においては、従来から出席や出席停止の日数等を記載することを求めておらず、出席停止となっても不利益を生じることはないということを、市町村教育委員会を通じて各学校に通知しております。
私は、生徒がコロナ禍においてオンラインで授業を受けたことによって、高校入試で不利益が生じることがあってはならないと考えております。
議員からは保護者から御心配の声が寄せられているとの御指摘をいただきましたので、改めて市町村教育委員会に対して丁寧に説明するとともに、受検生が安心して受検に臨めるよう準備を進めてまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください