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ページ番号:201155
掲載日:2024年7月4日
Q 守屋裕子 議員(共産党)
知事は、6月7日の記者会見で、県内2か所で予定していたパブリックビューイングについて、感動と興奮を共有する意義と感染拡大のリスクを総合的に勘案したとして、中止の決断をしました。
一方で、埼玉県は、児童生徒の東京五輪・パラリンピック観戦チケット約9万枚を教員の引率、公共交通機関利用を基本として配布しています。既に、さいたま市や朝霞市、越谷市などでは、子供の安全を第一に考え、観客を収容するかどうかなど不確定な要素が多いなどとし、辞退を決めました。県として各自治体任せにせず、児童生徒の観戦動員も聖火リレーも、パブリックビューイング中止と同様の理由から中止すべきです。
そして、そもそも国民の命をリスクにさらす東京五輪・パラリンピックそのものを中止すべきときです。子供たちの東京五輪・パラリンピック観戦動員、聖火リレーの中止を決断していただきたい。そして同時に、国に対して、東京五輪・パラリンピックの中止を求めていただきたい。知事の答弁を求めます。
A 大野元裕 知事
子供たちの競技観戦は、安心安全に実施できることが前提です。
観戦に際し、マスク着用などの徹底を求めるほか、貸し切りバスによる来場にも柔軟に対応するなど、感染症対策にしっかりと取り組むとともに、市町村の意向を確認しながら実施ができるよう努めてまいります。
聖火リレーは、観覧者の密を回避するため、想定されるリスクを特定の上、最小限にすることを前提とし、実施を検討しているところです。そのため、県民に対するインターネットでの観覧の呼びかけを行うことや、組織委員会に対し沿道でのグッズ配布見直しの申し入れを実施してまいります。
判断の時期である今月末まで、聖火リレーを共催する組織委員会と協議を行ってまいります。
大会の開催につきましては、IOC、IPC、東京都、組織委員会、国が判断をする権限を有しております。
東京都に次ぐ会場を有するホスト県として、県民の安心と安全を守ることを最優先に、国や組織委員会等と緊密に連携を取り、万全の準備を進めたいと思います。
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